弁財天(七福神めぐり)

弁財天（芸道富有）

インドの水・河の女神に由来しています。
音楽を司る仏神、弁舌才智の仏神または財宝授与の仏神として、
芸道富有の福徳を授ける神で、美しい女性の姿をして琵琶を持っています。

弁財天の祀られている冬木弁天堂は、
かつて木場の材木豪商、冬木弥平次の邸内の大きな池のほとりにあったと
言われています。

布袋尊(七福神めぐり)

布袋尊（清廉度量）

中国五代のころ実在した契此（かいし）という高僧といわれ
大きな腹をだし、大きな袋と団扇（うちわ）を持ち、肥満な福相をし、
楽天的な和尚であり、平和安穏、家庭隆盛などを司るといわれています。

布袋尊の祀られている深川稲荷神社の周りには、相撲部屋が多く
大鵬部屋、北の海部屋、尾車部屋などがありました。

寿老神(七福神めぐり)

寿老神（延命長寿）

中国道教の神または、老子の神といわれていますが
延命長寿を司る福神であります。白髪長寿の姿をあらわし、
杖を持ちこれに人命長寿の巻物を結びつけ、従える鹿は、
長寿の神使とされています。

画像では、鹿はお尻しか写っていませんね。。。
寿老神のある深川神明宮の近くに、松尾芭蕉が住んでいた
芭蕉庵がありました。

毘沙門天(七福神めぐり)

毘沙門天（勇気授福）

起源は、インド、仏教を守る四天王の一つ多聞天です。
国土守護、勇気授福の仏神として広く信仰されています。
甲冑をつけ右の手に槍、左の手に宝塔をささげる、
悪魔降伏の仏神として知られています。

毘沙門天が祀られている龍光院の近くには、寛政の改革を行なった
松平定信の墓や、材木豪商の紀伊国屋文左衛門の墓があります。

大黒天（七福神めぐり）

大黒天（有福蓄財）

台所の守護神、授福神にして有福蓄財を司る仏神で、大国主命ともいわれ、
頭巾をかぶり、大きな袋を背負い、打ち出の小槌を持ち、米俵の上に座っています。
金運・財産などにゆかりの深い神様です。

この大黒天の祀られた円珠院の近くには、滝沢馬琴生誕地や、
間宮林蔵の墓、狩野永徳の墓などがあります。

福禄寿（七福神めぐり）

福禄寿（人望福徳）

星神、寿星、南極星または中国嘉祐年間に実在した道士ともいわれ
人望福徳を授ける福神であります。
頭は長く、背は低く、白髭童顔の姿をし、人に長寿と幸福を与える
福神であります。

御簾(ビニールかも)越しに撮ったため、画像が不鮮明になりました。
近くには閻魔さまを祀った法乗院があります。

七福神めぐり（恵比須さま）

毎年行なっている七福神めぐり。調べてみると、
七福神めぐりは７つの災いを除き、かわって７つの幸福を与える神々を
七草までに巡拝し七草までに巡拝し福運を祈る行事です。
とあった。。。明日が七草！と言うことで、昼休み慌てて参ってきました。

まずは、富岡八幡宮の恵比須さま。

航海、漁業の神、商売繁盛の神であり、和顔愛語のほほえみたたえ
愛敬富財の福徳を授ける神です。また烏帽子をかぶり、狩衣を着て
右の手に釣竿、左手に大きな鯛を抱き、岩の上に座っています。