
<5月17日の誕生花>
チューリップ(黄)
・百合(ゆり)科
・学名 : Tulipa = アマナ(チューリップ)属
・原産地 : 地中海沿岸~中央アジア
・和名 : 鬱金香(ウッコンコウ)
・英名 : Tulip
<花言葉>
愛の表示、希望のない恋、正直、
実らぬ恋、母の日、名声
今日の誕生花、チューリップの
花色は、黄色限定です。
ご存じの通り、チューリップはとても多彩ですね。
白いチューリップは、1月7日の誕生花で、
紫色のチューリップは、3月20日の誕生花です。
花形も多様です。
普通の一重の他、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、
パーロット咲きなどがあります。
さらには矮性や枝咲きもあり、変化に富んでいます。
トルコのオーストリア大使がヨーロッパに紹介しました。
大使が初めてこの花を見たとき、通訳に名前を尋ねました。
通訳は、「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン)
に似ているもの」と答えました。
オーストリア大使は、それが花の名前だと思いました。
それから、この花は「チューリップ」という名前で
呼ばれるようになったということです。
オランダ、トルコ、アフガニスタンなど
多くの国の国花になっています。
♪さいた さいた チューリップの花が
この歌は、誰もが口ずさめる歌だと思います。
(何故か、モーツァルトを連想してしまいました…。)
この歌は、東京都世田谷区在住の
近藤宮子さんという女性が、
昭和5年(1930年)に作詞したものです。
「どの花みても きれいだな」
という歌詞について、作詞者の近藤さんは、
「なにごとにも良いところがあるものです。
特に、弱いものには目をくばりたい、
という自分の思いを込めました」
と語ったそうです。
昭5年は、第二次世界大戦の嫌な空気が
日本にも漂っていた頃です。
その不安な時代に、
「皆の良いところを見つめ合おう」
という気持ちを込めて、近藤さんは
「チューリップ」の歌を書いたのですね。
チューリップは、
日本だけでなく、世界中で「平和を願う花」として、
大切に守り育てられてきた花なのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます