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アンダンテ ~私の歩幅で~

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チューリップ(黄)

2006年05月17日 | 誕生花
   

<5月17日の誕生花>
  チューリップ(黄)
   ・百合(ゆり)科
   ・学名 : Tulipa = アマナ(チューリップ)属
   ・原産地 : 地中海沿岸~中央アジア
   ・和名 : 鬱金香(ウッコンコウ)
   ・英名 : Tulip

<花言葉>
  愛の表示、希望のない恋、正直、
  実らぬ恋、母の日、名声

今日の誕生花、チューリップの
花色は、黄色限定です。
ご存じの通り、チューリップはとても多彩ですね。
白いチューリップは、1月7日の誕生花で、
紫色のチューリップは、3月20日の誕生花です。

花形も多様です。
普通の一重の他、八重咲き、ユリ咲き、フリンジ咲き、
パーロット咲きなどがあります。
さらには矮性や枝咲きもあり、変化に富んでいます。

トルコのオーストリア大使がヨーロッパに紹介しました。
大使が初めてこの花を見たとき、通訳に名前を尋ねました。
通訳は、「自分が頭に巻いているターバン(チュルバン)
に似ているもの」と答えました。
オーストリア大使は、それが花の名前だと思いました。
それから、この花は「チューリップ」という名前で
呼ばれるようになったということです。

オランダ、トルコ、アフガニスタンなど
多くの国の国花になっています。

♪さいた さいた チューリップの花が
この歌は、誰もが口ずさめる歌だと思います。
(何故か、モーツァルトを連想してしまいました…。)

この歌は、東京都世田谷区在住の
近藤宮子さんという女性が、
昭和5年(1930年)に作詞したものです。

「どの花みても きれいだな」
という歌詞について、作詞者の近藤さんは、
「なにごとにも良いところがあるものです。
 特に、弱いものには目をくばりたい、
 という自分の思いを込めました」
と語ったそうです。

昭5年は、第二次世界大戦の嫌な空気が
日本にも漂っていた頃です。

その不安な時代に、
「皆の良いところを見つめ合おう」
という気持ちを込めて、近藤さんは
「チューリップ」の歌を書いたのですね。

チューリップは、
日本だけでなく、世界中で「平和を願う花」として、
大切に守り育てられてきた花なのです。


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