

<10月20日の誕生花>
リンドウ
・竜胆(りんどう)科
・学名 : Gentiana scabra var. buergeri
Gentiana = リンドウ属
scabra = 凸凹ある,ざら付いた,粗面の
buergeri = 採集家「ブュルゲル」さんの
・原産地 : 日本
・英名 : Gentian, Autumn bellflower
<花言葉>
的確、正義感、誠実、貞淑、悲しむ君が好き
勝利、淋しい愛情、悲しんでいるあなたを愛する、
悲しんでいる時のあなたが大好き
今日の誕生花、リンドウは
9月16日の誕生花でもあり、
花色は、紫です。
笹竜胆の花色は、白です。
矮性種には、ピンク等、他の色もあります。
花は、日光を受けると開き、夜は閉じます。
なので、雨や曇りの日は、閉じたままのことも多いです。
また、種類によっては、花がひらかずに、
ずっとつぼみ状のままのものもあります。
お花屋さんの店頭でよく見かけるのは、
「蝦夷竜胆(えぞりんどう)」、
「深山竜胆(みやまりんどう)」
が多いようです。
漢方では、根を乾燥させて健胃剤に用いられます。
この健胃剤がとても苦く、
まるで「竜の胆(きも)」のようだということから、
音読みの「竜胆(りゅうたん)」が変化して
「りんどう」と呼ばれるようになったとか。
「苦さ」の表現するのに「竜の胆」を思いついた方、
すごいですね!
竜胆の根の健胃剤。
私は味わったことがありませんが、
よほど苦いのでしょうね。
竜胆色。
花の色から生じた色名は、古くから用いられてきました。
でも、日本工業規格(JIS)には入っていないのです。
日本の秋を代表する青紫色の花としては、桔梗もあります。
桔梗はJIS規格に入っています。
でも、桔梗色に相当する色名は英語にはありません。
ところが、竜胆色に相当する色名が英語にはあるのです。
gentian blue (ジェンシアン・ブルー)と呼ばれます。
直訳すると「竜胆青」となり、青系ですね。
日本語では、紫系に属します。
花の色。
その土地によりけりで、多少の違いはあると思います。
それプラス、人間の微妙な捉え方の違いもありそうです。
面白いですね。
日本語では、「緑色」も「青」と表現することがあるので、
その辺も多少影響しているのでしょうか?
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