with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第68話《美術館に入館です》

2023年03月07日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

寄り道が多かったけれどやっと到着。

頂いたチケットを見せてエントランスに入ることが出来ました。

ホテルのダイニングで偶然テーブルを共にした名前も知らない女性の方にとても感謝です。

「美術品の見学には荷物を預けるかも」そのことを思い出してちょっとドキドキ。

こういう大きな美術館や博物館ってカメラや手荷物や上着を預けるところが多いですよね。

私でも上手く預けて館内を楽しむことが出来るかな

言葉の不安ってやっぱりついて回るよね。


1階のインフォメーション奥にはカウンターがあります。

思った通り、みんなが上着や手荷物を預けていますよ

カウンター近くまで行って、ちょっとその様子を伺います。だって会話をしないでスムーズに荷物を預けたいもの。

上着やバッグ、カメラを預けると札を受け取っているみたい。

「よし これなら何とかなりそう」私も自ら上着やカメラや貴重品以外の手荷物をまとめます。

そしてカウンター越しにスタッフに渡しますよ。

スタッフはニコニコして番号札を手渡してくれました


「さあ、いよいよ展示室に入りましょ

ここでもう一度チケットを見せます。そして手荷物の確認。

問題なくスムーズに展示場に入れました。

今、私が入場したのは「ヴィンセント・ファンゴッホ国立美術館」。きっとここも世界中からの観光客が集まるんでしょうね。

置かれているパンフレットの言語の多さにも驚き

「日本語もありましたよ これなら3階建の広い館内を迷わないですむよね


「さあ展示場を順番に回って行くぞ

このまま調子よくご案内が出来たらいいのですが

「すみません。勉強不足です

ゴッホと言ったら「ひまわり」を代表とする黄色い色の絵画ってイメージ位しか知らないです。



館内で見覚えのあった絵画は「ゴッホの自画像」など本当に数点。

「オランダの旅の目的に入ってない

その訳が理解して頂けちゃいました


そんな私でも楽しいのはお土産コーナー。

美術館だけありますね。とても洗練された美しいデザインの食器や文具等が並んでいます。

お土産コーナーは観ているだけでも飽きないんですよこれはみんな欲しくなっちゃいます。

今までの観光地のお土産とはちょっと違った「洗練されたお土産」に出会えるところ。

「自分のために欲しくなっちゃう」

そういうものが多くてついつい夢中になっちゃいます。

 

 

 

 

続く

 


第67話《ダンスパフォーマンスを連写!》

2023年03月07日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

猫博物館の最寄駅からトラムで5つ目の場所にゴッホ美術館はあります。

ホテルに行くのと同じ5号線のトラム。だからこれまで何度も美術館の前を通っているんです。

すでに見慣れた景色。だからトラムの線路に沿って歩いたら迷わないよね。

「せっかくだもの。アムステルダムの街をのんびり歩くことにしましょ

途中にはライツェ広場。

この広場では男性たちのダンスパフォーマンスが行われています。

たくさんの人達が男性ダンサーを囲んで楽しそうに観ていますよ


広場の周りにはカフェがいくつもあって、何だかヨーロッパをとても感じますね。

「あっ 私がフライトに利用したKLMのマークが

ビルの屋上にブルーでKLMのマーク。

「ここが本社なのかな

海外旅行って、こんなことでも嬉しくなっちゃいます。

ロンドンを訪ねた時にはバークレイズ銀行を見つけて嬉しかったなあ。

「バークレイズ銀行はプレミアリーグのスポンサーだもんね


広場で踊ってる男性達のダンスパフォーマンスは凄い

頭で回転したり片腕で回転したりもう拍手、拍手で盛り上がっています。



「今がチャンス」そう、新しいカメラは連写が出来る機能付きー

「今こそ連写で撮影するチャンスじゃないですかあ

もう夢中で連写連写。 写真撮りまくり~

ショーが終わるとみんな拍手 そして彼らの帽子にコインやお札を入れている。

「私も1ユーロ入れましょ

「彼らのパフォーマンスは本当に素晴らしかった


「わぁ~ またまた遅くなっちゃった。ゴッホ美術館が閉館しちゃう~。」

ライツェ広場を後に大きめの橋を渡りましょ。

渡り終わる辺りに面白いボックスがちょっと目立ていることに気が付きました。

思わずまたまた立ち止まって眺めちゃいます。どうも街の公衆トイレみたいです。

ロンドンやリヴァプールにもこういうトイレがありましたよね。

路上の公衆トイレ。外側からみた感じはとてもキレイなんですよ。

使用したことないから何とも言えないけれど。

オランダの路上トイレも清潔そうに見えるなあ。

駅や観光地のトイレはとてもきれいで、パリやバルセロナより安心できます。


橋を渡り切って少し運河沿いに歩きます。

「オー 見えてきました~」ゴッホ美術館の大きな垂れ幕が前方で揺れてます。

「さあ急ぐぞ

いつもカメラを提げて歩いている私。その時、残念なことに気が付きました。

今日も丸一日の充実した観光でしたよね。

「カメラの充電電池がない

そうなんです。もう切れかかっています。しかも切れかかってる電池はすでに交換したもの。

さっきのダンスパフォーマンスの連写で一気に無くなっちゃったみたい


「せっかくのゴッホ美術館なのに

「美術館がある公園だってきれいなのに

きっと美術品は撮影できないよね。

でもエントランスとかお土産屋さんとか撮影したかった。

アムステルダムを訪ねるというのに始めから予定に入れてなかった美術館。

「寸前に電池が無くなっちゃうなんて

「ゴッホさん、ごめんなさい。」

 

 

 

 

続く

 


第66話《ヴィンセント・ファン・ゴッホ国立美術館》

2023年03月07日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

ちょっと猫ちゃん達とゆっくり遊び過ぎたかな 

そろそろゴッホ国立美術館に向かうことにしなきゃね。

「夜は20時位まで明るいんだけどね

「夕方あまり遅くなると入館出来なくなっちゃう」


チケットは今朝、偶然ホテルで知り合った女性にいただきました。

第59話《モナちゃんにやっと出会えた日》で書かせて頂いています。

オランダの旅と言ったら「ゴッホの美術館に行きたい」って思う方はとても多いですよね。

アムステルダムを訪ねたら外せない美術館です。

でも、私ったらチケットを頂くまではまったく考えていませんでした。

キューケンコフ公園でチューリップ。そしてザーンセ・スカンスで風車。

それ以外で行きたかったのは先程実現した猫博物館。

ゴッホ美術館に比べたらかなりマイナーな博物館ですよね。


それからサッカー好きの私には外せない場所があります。

「そう、スタジアムです

アムステルダムには名門チーム・アヤックスのホームスタジアム「アムステルダムアレナ」がありますよね。

スタジアムはもちろん明日の予定に入っています。


そしてヨーロッパのサッカーファンの方 忘れちゃだめですよ

あのチャンピオンズリーグでお馴染みの「ハイネケンエクスペリエンス」。

「サッカーが大好き

「ビールがないと夜が過ごせない

もちろんこちらも外すことが出来ない場所

だからゴッホ国立美術館の日程は組んでなかったんです。


ここアムステルダムには、

アムステルダム国立美術館、アムステルダム市立美術館、海洋博物館、歴史博物館、ユダヤ歴史博物館・・・

オランダ国は、「ミッフィーが生まれた国」って知ってらっしゃいましたか

コマーシャルでも使われた集合住宅「オクラホマ」もあるんですよ

建築や家具、雑貨など、オランダ発のデザインはとても話題性がありますね。

好きな方には観たくてたまらない建物、雑貨屋さんが本当に多い国なんですよね


そんな美術館や建築物を楽しむためには数日の滞在ではとても無理。

幾度も通う必要があります。

「あらっ もう通いたい街になっちゃっているみたい」

「次回もまた猫博物館に行っちゃうかな

 

 

 

 

続く

 


第65話《今度はどんな子かな?》

2023年03月07日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

この旅の写真はこちら

このあとすぐに別の猫さんにも出会いました。今度はキジトラ柄の子です。

さっきの三毛猫さんとは別のソファーでゆったりお昼寝中。

そっと近寄ると大きな欠伸でお出迎え。

やっぱり慣れていて私が撫でても堂々とした態度は同じです。

この子には耳の端のカットはありませんね。この子は始めから飼い猫さんだったのかな。

大人顔で大人対応をしてくれた猫さん達です


スペインで出会った猫さんにも感じたんですけど、何だかヨーロッパで出会う猫さんは大人顔が多い感じ。

「もしかして人間と同じかな

よく「日本人は若く見られる」って聞きますよね。

私も以前、ロサンゼルスでビールを注文したら未成年と間違えられた経験があります。

「猫さんの顔も人間社会と共通してるってこと




確か博物館には4匹の猫さんが飼われているんですよね。

となるとあと2匹…もう美術品じゃなくて猫さん探しになって来ちゃいましたよ

「オー こちらにいたよ~

キジトラ柄の猫さんが立ち去った後、そのソファに別の子が来ました。

「またまた三毛猫さん。この子はさっきの子

でも白とキャラメルと黒のうち黒が強いからさっきの子とは別の三毛猫さんですね。

「この子も人懐っこい

横向きになって喉元やお腹をモフモフさせてくれます。

「あらっ この子も耳端にカットの痕。」

野良さん出身かもですね。


「もう一匹いるはずなんだけどなあ

結局ここで出会えた猫さんは3匹。みんなとても可愛くて人懐っこい

「さすが 観光客の方々が出入りしている博物館の猫さんたちだね」

「猫好きな方々のお相手は任せて」って感じ。

早くホテルに帰って、モナちゃんをモフモフしたくなっちゃいました~


オランダに限らずヨーロッパではホテルやレストラン、トラムや鉄道でも動物たちを見かけます。

その子たちはケージやバッグに入れられていることがないですよね。

「お散歩の続き」って感じで駅のホームで電車を待っています。

リードだけでトラムに乗車してきたワンちゃんにも出会いましたよ。

ウィーンではカフェで休憩している時、近くの席で会話しているお客さんの足元に動くものが

視線を移すとワンちゃんが2匹大人しく眠っていました。

こんな光景をよく目にしますね。そんなときは何故かホッとしちゃいます。

日本では動物は乗り物に乗るときバッグの中ですね。

もちろん食料品店やレストラン、カフェには連れていけません。

少しずつ一緒に食事出来るところも出てきたところかな。


ヨーロッパに行くと、人々の暮らしの中に当たり前のように一緒に暮らす動物たち。

その自然の姿に感動して、こんな光景が大好きになった私です。

好きなものはサッカーだけじゃなくなってきましたよ

 

 

 

 

続く