with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第58話《オランダの夜はクロケットとビール!》

2023年03月04日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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今日は広い公園を随分歩きまわりましたよね。こんな日はビールを飲んで休みたい。

「あっ いつも休む前はビールを飲んでいました

オランダにはコロッケの自動販売機があったよね。

ビールのお供には嬉しいコロッケです。

「これ買って帰らなきゃ

スーパーのお惣菜だと冷たいけど、これなら温かいもの


「ありました~

小部屋がたくさんの販売機を見つけました。

「色々な種類があるよ」

これからも滞在中の夜に楽しめそうです。値段も1ユーロ前後。

「迷っっちゃう

販売機の前で眺めていると、色々な方が買って行きます。

こんなにポピュラーなんですね。


「やっぱり温かいから人気なんだね

「ちょっと小腹が空いたらコロッケを買って食べるの

「オランダ人って身体が大きい訳だよ

女性の背丈が日本の男性の背丈位は十分あるんだもの。

「もうみんな背が高い

まだ迷っている私・・・ 

すると小部屋の後ろから手が見えて、新しいコロッケが補充されてます。

「お~ こういうことなんだ~

後ろから補充されていたんですね。これは裏側で揚げていること


「よし これにしよう

小部屋には硬貨入れがあります。

欲しいコロッケ用の硬貨入れに料金を入れたら扉が開きます。

この購入の仕方。迷ってる間に現地の人の買い方を確認済み。

「もちろん今補充されたコロッケを購入

でも小部屋は保温されているので、どれを購入しても温かいんですけどね。


「さあ、冷めないうちに帰らなきゃ

ミュージアム広場前でトラムを降ります。

広場には建築物は見えていないんですけど、この広場の地下が大きなスーパーマーケットになっているんです

「どこ始めはそう思って探しました。

でも広場をそのままに、地下をお店にするなんて素晴らしいアイディアですよね。


もちろんここで買うビールはハイネケンそれにシーフードとサラダを選びました

スーパーでの袋はもちろん有料ですよ。イングランドもそうでした。

最近は日本もそういうお店が増えていますよね。




ミュージアム広場向かいにはコンセルトヘボウ。その脇道を入ってすぐのところにホテルはあります。

とても環境がよくて、スーパーマーケットにもトラムの駅にもすぐで便利な場所にあるんですよ。

予約する時に調べた通りのホテルでした。

ホテルでは一日公園を歩いて疲れた足をしっかり休めたい。

大きなダブルベッドは疲れた体を癒すのには十分過ぎるくらい。

かなり疲れた一日。でも充実した今日に感謝して眠りにつきます

 

 

 

 

続く

 


第57話《CDショップでお買い物》

2023年03月04日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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かなり元気な私もさすがに少し疲れてきました。そろそろ帰ることにします。

最終バスまではもう少しあるけれど空港に戻ることにします。

公園の出口に向かいます。するとまたまた驚き

「オー

ゲートには世界各々の言語でメッセージが書かれていますよ

「日本語があった

そこには「楽しいご旅行をお続け下さい」って書かれています。

これはとっても嬉しい。ここは世界中の観光客が集まる公園なんですねえ。


停留所でバスを待ちましょ 58番のバスでしたよね。

往復チケットを購入済みだから安心ですよ。

バスに乗車したらスキポール空港までノンストップです。

心ゆくまで自由に公園をめぐることができて本当に良かった。

自力で訪ねることを選んだのは大正解

「皆さん、お薦めです


スキポール空港から自動販売機で切符を購入してアムステルダム中央駅へ。

もう今日は疲れちゃったから、何か食料を買ってホテルに戻りましょ。

大きな駅だからショッピングも便利。ショップを廻ったら何でも手に入るって感じです。

「あっ CDを頼まれていたんだっけ

mixiではアムステルダムのことを色々アドバイスして頂いた方ともマイミクさんになったよ。

その方からお願いされていたんだよね。ネットでは購入が不可能なCDらしいです

現地で買ってきて欲しいとメッセージを頂いていました。


現地のCDショップでのお買い物。私にはチャレンジの一つだよね

ホテルでCDショップの場所は聞いてあります。

あの戦没者慰霊式典の行われたダム広場のすぐ脇にあるらしい。

まずトラムに乗ってダム広場に行ってみましょ 確かお店の名前は「FANE」。

昨晩のことがあるのでちょっぴり緊張気味でダム広場に入ります。

するとまるで昨晩は何もなかったよう

野外コンサートではエネルギッシュな人々が溢れています。




人気アーティストらしくて若者達が大はしゃぎ。

「踊って歌ってる~

これが平和で安全ないつものアムステルダムの姿なんだね。

楽しそうな人々の間をすり抜けて、キョロキョロ、ウロウロしたら大きなCDショップも見つかりました。

確かジャンルはジャズのはず。案内を確認するとジャズは3階です。

「何だ~ 簡単」そう思って3階の売り場へ。

アルファベット順に並んでいるCD。そのアルファベットってファーストネームの 

何だか素朴な疑問。まあどちらにしてもアルファベットは2つのどちらかだよね。

「お気軽なのはいつものこと

探し始めたけれど中々見つからないなあ。

全く知らないアーティストだし、英語じゃないから読めない。


「名前をしっかり確認しないと見落としちゃうよ」そう言い聞かせて探します。

「見つからないよー

「よし いつもの方法がある。店員さんにこの頼まれた紙を見せたらいいよね

店員さんを探すけどレジにしかいません。

レジには人の列が出来ている。

私が店員さんに話しかけちゃったらたくさんの人に迷惑だよね。


「もしかしてジャズって思い違い

ジャンルを変えてみよう。1階や2階もチェック。

「やっぱり見つからない

すると2階には制服の男性。

「店員さんかも。 あの人に聞いてみよう

がっかりだった私にも気力が戻ってきました。

声をかけてCDの名前の書かれた紙をみせます。

「あー 首を横に振られちゃいました

彼らは警備員さんだったみたい。私って慌て過ぎだよね。

警備員さんって気が付かないで声をかけちゃうほど焦ってたよ。制服を見たら分る筈なのにね。


「もう一度始めに戻ろう

3階のジャズのジャンル売り場へ上がります。

「これで見つからなかったら諦めようかなあ。」

「そしてマイミクさんには謝ろう

そう心でつぶやく私。改めて名前と苗字両方のアルファベットを探します。

「ありました~

「あれ どうしてさっきは見つからなかったんだろう。」

こんどは無事見つかりましたよ。

「まあ無事に見つかったんだから良いかあ

頼まれたCDも無事に手に入りました。

何だかやり遂げた満足感

ホテルに戻って美味しいビールタイムだねうぃ-っ

 

 

 

 

続く

 


第56話《アレンジメント》

2023年03月04日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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園内にはお祭りの時のように屋台が出ているよ。

子供たちに人気の屋台のお菓子は

おじさんが何か棒で大きく輪を作っているよ。

「何と 綿菓子なのねー

日本のお祭りの時と同じですね。ヨーロッパでも綿菓子は愛されているのかなあ。

2007年にオーストリアのクリスマス市を訪ねた時もこの光景を見ました。

ザルツブルグでもウィーンでもクリスマス市にはこの綿菓子はあったんですよ

綿菓子って日本独特のお菓子じゃなかったんですね。


この先の公園は噴水やコンクリートで作られた花壇が並んでいます。

園内の花で飾られたアレンジメントも彩りを添えてますよ。

確か同じ頃、あの華道家の假屋崎省吾さんも個展の為にこのキューケンコフ公園を訪れていたんですよね

キューケンコフ以外にも同じところを訪れてたみたいなんです。


こんどは目の前に大きな温室が現れました。

中に入るとチューリップ以外の花、鉢植えのユリやアマリリス、水仙や紫陽花が並んでます。

「名前の分らない花もたくさん咲いているー

「すべての花の名前をあげたいけれど、花の名前ってあまり詳しくないんです

「こんな花の公園に来ているのにガッカリ




色々な方のアレンジメント作品も飾られていますよ 

鉢植えの花やアレンジメントがたくさん並んでいて、「花の園」ってこういうところを言うんでしょうねえ。

温室も広々としていて見応えのある美しいアレンジメントがありました


温室も十分に満喫して外に出ると、可愛い小さな動物達にも会えます。

もちろん触れて楽しめちゃう。小さなお子さん達で賑わっていましたよ。

「可愛い子供達の笑顔が一杯

私は柵の外から写真撮影。

ヤギさんや羊さんや赤ちゃん動物は世界中どこでも人気があるものね。


もうかなりの距離を歩き続けてますね。

「やっと朝来た場所に反対側から到着~

「一周まわれたみたいよー

こんなにたっぷり時間をかけて回れたなんてプライベートで来て良かった。

誰にも気兼ねすることないものね。

「写真撮影もたっぷりしちゃいました

もう夕方なんですよね。まだまだこの時期のヨーロッパは明るくて驚き。

「帰りたくなんかないよね

 

 

 

 

続く

 


第55話《オクラホマミキサーを聞きながら》

2023年03月04日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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風車の下ではオクラホマミキサーがずっと聞こえてきていますよ。

一面チューリップ畑の風景にはちょっと名残惜しいけれど、下に降りてみましょ。



黒い服を着て帽子をかぶった老若男女達。

みんな笑顔で踊っています

観光客の人も飛び入り参加

「子供も喜んで踊ってるよー」

「楽しそうな笑みで溢れてる

「オクラホマミキサーを聞くなんて何年ぶり

「よく体育の時間にフォークダンスとかしたなあ・・・」

懐かしさがこみ上げてきます。

「でもオクラホマミキサーってアメリカだよね


風車の周りは広い芝生の公園になっています。

みんな思い思いに芝生に寝そべったり、座ってお話したり。

これは日本でもある公園の風景ですね。

「おっ

ジーンズ姿の若い男女の方々が芝生でオクラホマミキサーに合わせて踊っているよ。

「なんて楽しい国なの

「陽気でみんな笑顔が絶えなくてますますオランダ大好き


オクラホマミキサーの音楽と風車と芝生の広場。

この広場で踊る笑顔の人々

「離れがたい~

背中に音楽を聴きながらまた歩き始めることにします。

すると前方に何やら人だかり。

「あそこでは何をしてるの

もちろん気になります


近くにはバンの車が停車中。この車があやしいよね。

ヒントがありそうだから覗くと、中にはケージのようなものがあるよ。

「ケージがあるってことは動物がいるの

人だかりの中、隙間から覗いてみると、「鷹」鷹使いの人がショーをやっていました。

鷹が見物客の頭の上を低空飛行 鷹使いの方の手にピタッと戻っているー

「キャー 面白そう

「でも背の高い見物客の後ろで見学できる隙間がないよ

残念だけど横目で見ながら次に進むことにしましょう。

 

 

 

 

続く

 


第54話《公園の一番奥には風車も!》

2023年03月04日 | 2010年リヴァプール・オランダ

 

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旅先で女性にとって大切なトイレ。

オランダの観光地のトイレはとてもキレイで安心でした。

「キレイで明るい

そして駅でも気軽に利用出来るところが多かったです。

「これは嬉しいですよね

場所によっては50¢程度のチップが必要。硬貨はいつも持っていたほうが安心ですよ。

キューケンコフ公園は無料だったけれどね。


「さあ、また歩こう

たくさんの美しい花の周りは一面の芝生。

小さな川には済んだ水が流れ、その水は池に

池には白鳥をはじめ白や黒の水鳥たちが戯れています

そんな長閑な風景に沿ってずっと奥に進んで行くと、

向こうに風車が見えてきました


オランダに来て初めて見た風車です。風車に向かって歩いていると、

「ナント



「日本庭園

入口は鳥居。その鳥居をくぐって歩き始めると、

「本格的な日本庭園

そんな日本庭園をゆっくり散策して風車の近くまでいくと懐かしい音楽

「オクラホマミキサー

「オー みんなが踊っているよ


踊りを横目にまず風車に上がってみることにします。

階段を登って行くと、風車の外側の通路に出ることが出来ます。

外側の通路に出ると目の前はもう一面のチューリップ畑

このチューリップ畑って公園の外の畑の風景なんですよ。色ごとに列が揃っています。

日本だったら水田のような光景かな。

ずっと遠くに続く一面のチューリップ畑を眺めながらここでもため息。


空港や街で見かけるチューリップの切り花。こうして栽培されているんですねえ。

180度どちらを見てもチューリップ畑。その規模の大きさにはただただ驚くばかり

そしてずっと平らな土地が果てしなく続いている。

「海抜より低いオランダの風景なんですね

 

 

 

 

続く