with Anne

SCOUSE HOUSEさんのメルマガに寄稿した
2019年までのサッカー観戦記。
そしてこれからの旅の記録です。

第18話《入国審査では知り合いも親せきもいません!》

2023年03月22日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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実は出発寸前に出会ったブログにとても大切なことが書かれてました。

特にロンドンオリンピックが決まってからは入国が相当厳しい。

入国審査の時に「親せき、友達、知り合い」がいると言うだけでとても面倒なことになると

娘さんが出産するので手伝いに来たお母さんのお話もありました。

「娘の所に来た。」と言うと暫く足止めをくわされたと

「信じられない

日本人の感覚としては、娘さんのところに来た理由の方が楽な気がしますよね。

これは逆らしいんです。

 

「読んでいてよかった案の定、私も聞かれました。

最初は何を聞かれているか分からなかったらボケっとしていたんです。

その後審査官が「友達は東京」「親せきは東京

こんな言葉が耳に入ったのでブログで読んでいたことを聞かれてることに気付きましたよ。

「イエス、東京

「イエス、東京

それだけ繰り返すと頷かれてその質問は終わり。

「本当に読んだ通りだ ブログに出会ってて良かった

胸を撫で下ろしたのもつかの間

またまた前回と同じくリヴァプールに来た理由を根掘り葉掘り聞くんです。

前回のリヴァプールへの観戦記のお話を読んで頂いた方は覚えてらっしゃいますか

やっぱり根掘り葉掘り聞かれたんですよ。

「リヴァプールFCの試合を観戦に来た」

そう伝えるとその場が和んで、とても審査官の方が優しかったことを書かせて頂きました。

「今回もその手だ

きっと審査官とのやり取りも和むと信じて試合観戦に来たことを伝えたよ。

「これでうまくいくぞ

ところがそうはいかないどころか逆効果

「なによー

審査官はチケットをどこで手に入れたかを聞いて来たんです。

ありのままにスカウスハウスさん(業者さん)と言おうと思った瞬間です。

さっきの質問で「リヴァプールには知っている人は誰もいない」と答えたよね。

「これって誰かに会ってチケットを受け取ること・・・」

「だから先程の質問の答えと食い違う

そう思ったから咄嗟に判断「インターネットで予約しました。」

この答えならうまくいくと思ったのに

「予約表を見せてください。」

 

「ええっピンチ

嘘だから予約表なんてあるわけないよ。

「どうしよう どうしよう

でも英語が出来ないことが幸いしちゃった。

つまり言いたいことがもともと英語でちゃんと言えないんですから誤魔化せる。

なんて答えたらいいのか分からなくてあたふたしている私。

審査官は「英語が出来なくてあたふたしてる」と思ってくれたみたい。

「ちょっとラッキー

「そうだ

一か八かって感じでだったけど、「チケットはホテルで受け取る」と答えてみます。

英語の表現が合っているかどうかなんてもう考える余裕もないです。

以前より一層厳しくなってる入国審査。

「ふっー」何とかこの「ホテルで受け取る」ということで解放して貰うことが出来ました。

 

次回からはもうフットボール観戦を目的にしても場は和まないって考えなきゃなあ。

次回の入国時にはもっとありきたりな理由を考えてこなきゃ。

博物館に来たとかなら足止めされないかなあ

繰返し入国するのに友達も家族もいなくて、観光だけの理由は何だか不自然だものね。

だからフットボール観戦はちょうど良いと思っていたんだけど

「予約表を見せなさい」になるとこれは使えない。

「イギリスの入国審査って何とかならないのかなあ

 

 

 

 

続く

 


第17話《イギリスの入国審査は厳しい》

2023年03月22日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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ジョンレノン空港に到着しました

最初に素早く入国カードが置かれてるテーブルを目指します。

「『なぜそんなに急ぐの』って思っているでしょ

この空港に到着する乗客の方たちは多分リヴァプール界隈の方が多いんだと思います。

だから入国カードを書く人は殆ど見当たらないんです。

つまり到着してからテーブルで入国カードを書いていると、どんどん乗客の方がいなくなってしまう

その上、みなさんは入国審査が早いから取り残されちゃうんですよね。

「かなり寂しい

「だから書いておきたかったのになあ・・・」

すべてを英語で書くので、用意してきた個人情報を見ながら書いていきます。

初めての時は用意してなかったので、「パスポートNo.」「宿泊先住所」「帰りの便」

それぞれ資料を探して記入するという本当に面倒なことをしてました。

今はあらかじめ一枚の紙に必要事項を英語で書いて、そういう面倒くささを解消するようにしているんです。

こうして準備しておくと、とても楽だし早く書き終えることが出来ますよね

「やっと書き終えました

案の定もう入国審査に並んでる人はかなり少ない。

シティホッパーが小さな飛行機だから乗客の数も少ないんですけどね。

その上に入国カードが必要ない人が殆どだもの

だからすぐに私の番になるんです。

 

「今回も女性だ

聞かれるだろうと想定してたことを最初に聞かれました。

滞在日数や滞在ホテル。リヴァプールと他にどこに行くのかとかです。

だいたい前回と一緒だけど細かなことに前回よりしつこい

英語が分からないから余計面倒。

「もう勘弁してよ

内心そう思いながら作成した旅の日程表を渡して見せちゃいました。

「これで会話の必要ないぞ

必要事項は勝手に審査官が書いているよ。

「これは楽チン

「往復の便」「滞在ホテルの連絡先」も作成してきた日程表には書かれています。

「移動の日程」だって書かれているもんね。

だから移動に関しては殆ど会話無で済んじゃいました

 

 

 

 

続く

 


第16話《飛行機が新しくなっていたよ》

2023年03月22日 | 2011年リヴァプール・エディンバラ

 

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今回とても嬉しいことがありました

KLMは今まで結構古そうな機体だったんです。

「なんと今回は今までと構造が違う

「新ピカな感じだよね

モニターもシートも何もかもがキレイです。

「わあ 嬉しいなあ」

 

今まではまだ個別モニターが無かったんですよ。

ここのところ利用した「オーストリア航空」「英国航空」「エールフランス」はもちろん個別モニターはありました。

「当たり前と思っちゃいますよね。」

でもKLMオランダ航空には無かったんです。

そして古さも感じていました。

「新しい機体になったの」「気持ちがいい」「化粧室もきれい

階段の上はファーストクラス。

「いいなあ。いつかあの階段の上に案内されたい

 

そして食事はいつも通りハイネケンとワインと和食。

それから食後のアイスクリーム。

「シートもいつも通り

インターネットで前方の通路側を選んでいるから安心ですよ

前方だと食事が選べるから嬉しいですよね。

そして通路側は化粧室も行きやすいからお酒も水分補給も安心。

何か必要な時にキャビンアテンダントの方を呼び止めるのも便利です。

通路側なら他の方の睡眠を邪魔することがないものね。

気を使わないフライトが出来るから特に一人旅の時にはお薦めです

アムステルダムのスキポール空港での乗り継ぎももう任せてください

乗り継ぎ時間が短くても、この空港は移動しやすいから安心。

移動してすぐにチェックインと手荷物検査です。

空港での待ち時間の短縮にもなるね

スキポール空港の乗り継ぎはストレスが無くて嬉しいです。

 

行先がイギリスだと入国カードの記入が必要です。

入国カードが手渡されたのに手荷物にペンがない

リヴァプールの入国の時にスムーズに進みたい。

だからこうして出発を待つ時間に書きたかったのになあ。

「入国カードがあることを知っていたのに私としたことが

手荷物にペンは持っているとやっぱり便利ですよ。

落ち着いて書くことが出来るものね。

 

 

 

 

続く