レイデオロ！

ついにキャロットがダービーを勝ってしまいました。私が会員になった頃のキャロットクラブの代表馬はハットトリックとトールポピーでしたが、ついに悲願達成ですね。タイムを見なくてもスローとわかる超スローペースの中でルメールがまくっていったとき、香港クイーンエリザベスのネオリアリズムのモレイラの仕掛けとそっくりで、ああ、これは勝ったなと思いました。レイデオロの出資者の皆様、おめでとうございます。

レイデオロの祖母レディブロンドはロードの馬でした。5歳でデビューして5連勝したとんでもない名牝です。マル外でアメリカの牧場に戻す契約のところを吉田勝己氏が買い戻したようです。ラドラーダは父シンボリクリスエスで、レイデオロは父キンカメなのでサンデーが入りません。まだ気が早いですが、種牡馬になったとき、すさまじい人気になること間違いないでしょう。ディープの孫と配合すればウインドインハーヘアの3×4というたまらない牝馬クロスが出来上がります。

エピファネイアといいレイデオロといい、キャロットのOur Bloodが名馬を送り出しているのを見ると、やっぱ牝系って大事だなとあらためて思い知らされます。名牝欲しいなあ。