ロード2021ざっと見 その3

21 キープセイクの20

配合E・ポテンシャルD

モーリス×シーザスターズ×Monsun。むちゃくちゃ重い母に、全然キレないモーリス。しかも牝馬。厳しいと思います。

22 ポプラの20

配合D・ポテンシャルD

ドレフォン×フランケル×デインヒル系×サドラーズウェルズ。母がデインヒル3×3、サドラーズウェルズ3×3の狂った配合ですので、なるべく異系でなるべく軽くて速い血を入れたいところ。ドレフォンは欧州血統ではなく北米血統という意味では悪くはないですけど、そんな良くもないですね。

23 エンジェリックレイの20

配合C・ポテンシャルC

キタサンブラック×ダイワメジャー×レディバラード。サンデー3×3。かなり走ってるキタサンブラック産駒ですが、まだ相性良い配合はよくわかりません。母父ダイワメジャーはあまり合うとは思いませんが、レディバラードのところにUnbridledとHaloが入るのは良いと思います。

24 フェリスの20

配合D・ポテンシャルB

キンシャサノキセキ×ジャンポケ×ティンバーカントリー×シンコウラブリイ。キンシャサノキセキは5代アウトクロスなので、相手にはちょっとクロスが濃いくらいの繁殖牝馬が合うと思いますが、本馬はそんなかんじではないです。ポテンシャルでどこまでやれるかかなと。

25 ブラックナイルの20

配合D・ポテンシャルD

サトノクラウン×ルーラーシップ×ジャズキャット。ラストタイクーン3×5。非サンデー。ラストタイクーンのクロスは良いと思いますが、サンデーを持たないのがどうか。配合的な見所はあまりない気がします。

26 レジデンスの20

配合B・ポテンシャルC

ジャスタウェイ×ケープブランコ(父ガリレオ)×ウッドランドドリーム。母はサドラーズウェルズ3×4、アーティアス4×5。ジャスタウェイの相手はこれくらい重い欧州血統が良いと思います。

27 カディーシャの20

配合B・ポテンシャルD

デクラレーショオブウォー×ダイワメジャー×ハイエストオナー。デクラレーショオブウォーは勢いのあるWar Front産駒。芝で活躍した馬で、産駒も芝のレースを勝っています。母系は5代母がSunny Valley(バレークイーンの母)で活躍馬を多数輩出したサニーガルフ系。デクラレーショオブウォーがもつラーイ、ゴーンウエスト、ニジンスキーはダイワメジャーと相性抜群で配合的にも面白いと思います。

28 タッチアスの20

配合E・ポテンシャルD

ヴィクトワールピサ×マインシャフト。この母なら思い切りダートに振ってほしいところですが、ヴィクトワールピサはかなり芝向きなのでイマイチですね。

29 ピエモンテの20

配合B・ポテンシャルD

マジェスティックウォリアー×フジキセキ×マルゼンスキー。マジェスティックウォリアーはすごく良い種牡馬だと思います。自身はセクレタリアト3×4、バックパサー4×4、ボールドルーラー5×4×5を持っていて、活躍している産駒は大抵このあたりの血を持っています。ベストウォーリアとエアアルマスはセクレタリアト、サンライズホープはバックパサー(マルゼンスキー)とボールドルーラー2本など。本馬はマルゼンスキー(バックパサー)を持ち、母父がダート適性の高いフジキセキ(ボールドルーラー持ち)という点が良いと思います。個人的にはキャロットの元出資馬ガンサリュートと同じ牝系なので少し愛着を感じます。

31 アルセナーレの20

配合B・ポテンシャルC

シルバーステート×クロフネ×スペシャルウィーク×ジャズキャット。クロフネもStorm Catもディープと相性の良い血ですので、良いと思います。

32 スクリプティドの20

配合C・ポテンシャルD

アメリカンペイトリオット×キングズベスト×ディクタット。かなり欧州色が強い母に米血の父を持ってくるバランスは良いと思います。ただ、ポテンシャル的にはやはり厳しいかなと。

33 ホオポノポノの20

配合D・ポテンシャルE

グレーターロンドン×タニノギムレット×シアトリカル系。めちゃくちゃマイナーな血統。ディープ系×タニノギムレットは合うイメージがありません。でもグレーターロンドン産駒というのがレアで面白いです。

34 ボヌールバトーの20

配合B・ポテンシャルE

ヴァンセンヌ×ジャンポケ×Danzig。ヴァンセンヌにはノーザンテーストが入っていますが、ジャンポケ×ノーザンテーストは相性抜群（トーセンジョーダン、ジャガーメイル、ダイワファルコン）。これに加え、大枠としてはディープ×トニービン×Nureyev×Danzigと良いかたち。配合は面白いと思いますが、ポテンシャル的にはやはり厳しいので、実馬がどうかですね。