不倒翁(ふとうおう)

澄心書道教室 作品創作活動 学習中文 アクセサリー製作に奮闘中

中国へ書の研修視察団 旅行記⑤

2013-12-31 17:10:41 | 書道教室
今年の〆は、張旭(ちょうきょく)
草書、特に狂草といわれる型破りな草書作品が思い出される中国の書家で、杜甫の詩「飲中八仙歌」の中にも取り上げられる酒豪として有名です。

顔真卿の弟子と言われているが真偽のほどは定かではありません。

上海美術館に入る前に団長の鬼頭先生から
「世界に一つしか残されていない、張旭の楷書作品がありますから良く見ておくように」とありましたので、
写真載せます。みんな見てね。

張旭・・・読みはzhang xu カタカナで読むとジャンシー。
私が中国語の勉強を始めたころ、勉強にと中国の恋愛もののDVDを借りてみていた。
その主人公の男性の役名が、たしかzhang xu だった。

相手役の女性が、zhang xu と名前が書いてある彼の本を抱きしめ、、zhang xu と叫んでいたシーンを思い出す。
上海美術館で思わず笑いそうになった。

あれっ? よーく考えたら中国の人名は、2000年変わらずってこと?
現代の日本に阿倍野仲麻呂とかって名前の人いないからね。たぶん・・・