不倒翁(ふとうおう)

澄心書道教室 作品創作活動 学習中文 アクセサリー製作に奮闘中

中国へ書の研修視察団 旅行記②

2013-10-29 14:55:56 | 旅行
2日目、開館と共に上海博物館

掲載の写真は、(館内は撮影禁止なので)博物館の後方にあるお土産品売場出口のレプリカです。

時はまさに、国慶節・・中国人民の24パーセントが移動するだろうといわれる期間中ですので、上海博物館のなかもにぎわっています。

どうも国慶節の間、この手の博物館は、中国人民ならば、入場が無料らしい・・・・混雑しているのはそのせいでもあるな・・・

私たちは、入場の際、空港なみのセキュリティチェックを受けて、
音声ガイドの機械と解説案内書を受け取り、皆、3階の中国歴代書蹟館へ走る!
3階の中国歴代書蹟館には甲骨文、金文、をはじめ、古文書、拓本、まで70点あまりの名品が揃っています。

私は、世界に一つしかないと言われている張旭の楷書を中心に・・おっと!! 中国歴代書蹟館に足を踏み入れたとたんそんなこと忘れてしまったね。どれも、これも、二玄社の書籍でしか見たことの無い本物の・・肉筆がガラス一枚隔てたそこに有る。

感動だね、印刷物ではわからない微妙な墨色の変化とか、筆の運びなんかが見える。紙だって、絹本だって「白」じゃ無いよ~

やっぱ、本物を見なくちゃね。

気がつくと誰も音声ガイドなんか聞いていないよ。

皆さん、書道の選ばれた先生方だから、理屈や理論はきっと頭に入っているんだろうな。それに団長鬼頭墨峻先生の解説のほうがよっほど深く広い内容だ。

鬼頭墨峻先生の説明が聞ける博物館見学なんて、こんな幸運!! 私、生きてて良かった~