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今季初の公式戦は岐阜地区予選の長良対岐阜東。
(実は両校とも過去に甲子園に出場経験のあるチームなのです。)
我らが長良丸が沈黙を破って久しぶりの登場。
長良の先発は主戦駒屋。昨年よりも腰の回りががっしりしてきたやうな印象あり。
一冬走り込んだか。
どんな投球をするのか注目したれども、初回は1死2塁からアップアップの4四球。押しだし点を2点献上し、さらにスクイズを決められ計3失点。
これはいったいどうなることやら・・
沈没の気配を十分に感じさせる不安な船出と相成ったのであります。
しかーし!長良も2回に1点を返して流れを引き寄せ3回には一挙に8点というビッグイニングをつくりました。長良は、駒屋が5回あたりから変化球もストレートも立ち上がりに比べてキレが良くなり、これを打線が援護して11-4(7回コールド)で勝ちました。
終わってみればコールド勝ちでしたが、序盤はヒヤヒヤの連続でした。
ま、なんといっても最初の試合ですからねぇ。緊張もします。
中盤からは投打ともかみ合っていましたし、ここはひとつ「よくやった!」と皆で拍手してあげませう。
久しぶりに元気のいい若鮎をみせてもらいました。
それにしても、長良のお母ちゃんたちのそりゃ元気のいいこと。
けふはまだ初戦ですが、決勝戦のボルテージでした。うれしいのでせうな。
小生、永く高校野球を見てますが、母親の影響がそのまま息子に投影される場合が多いので、母親達がやたらと元気がいいと子どもたちも元気がいいのがそろうといふ傾向があるように思います。
そしてさういふときはだいたい強くなります。
密かに期待してゐる次第です。
次は岐阜高校との対戦。
春の長良高校VS岐阜高校は昔から好試合が多いからというわけではないのですが、何となく接戦になるような気がします。
一戦一戦試合を重ねるうちに子どもたちが成長していく春の県予選です。
菜の花の咲きける路を歩きしとき読みし一句
菜の花や 黄色い声に 笑顔見せ