純真無垢な小生(嘘つけ、いや、でも当時は(も今も)硬派でしたから)、そのまま劣情を催して愛欲地獄にはまり込むことを知ってか知らずか避けることができていましたが、思い返せば崖っぷちを目隠しで歩くように危なっかしい場面も結構ありました。告白は続きます。
マンションの一室に訪問。当時は今のようにセキュリティは厳しい時代ではありませんでしたので、いきなり相手宅の玄関先まで自由に行けたのです。
インターホンの後、中から「どうぞ入って、そのまま上がって」の気だるい声に、何処かからだが悪いのかと思いつつ、「お邪魔します」とリビングへ。
この女性は40代、バツイチで娘は働き息子は学校。この日は経営している衣料品店が休みなので、小生は必要書類をいただきに来たのでした。別に玄関先で書類に書いてもらえばことは足りるのですが、上がって来いというので上がらねばなりません。
リビングへ、、、と思ったら、そこにはテーブルと座布団があるだけの和室タイプ。
見ればテーブルの向こうには布団は敷いてあり、その中から当の本人がモゾモゾと起き上がってくるじゃありませんか。
なんと、、だらしのないことでしょうか、、。
起き上がって来る時にネグリジェの割れ目から太ももがはみ出し、なんとも言えぬいやらしさ。
ふしだらな感は拭い去れません。一枚羽織ってキッチンに行き、コーヒーの準備をしてくれますが、こちらはどうも気持ちがパッとしません。高校野球で言えばあっという間に先制点を取られて、主導権を取られこちらは抑え込まれて中盤までズルズルとなす術もなく試合が進んでしまった感じです。
コーヒーが運ばれてその女性も気だるそうに座り、シュバっとタバコ🚬に火をつけます。
目の前の男に対して身の危険を感じる風でもなく、何故か余裕を感じさせる、そうですね、恐らく水商売の経験があるような感じの女性でした。
彼女が腕を伸ばした時にちらと見えたのは小さな乳房とその先にちょんとついた干しぶどう。
いやぁ、実に実に無防備です。
この人、もしも小生が妙な気を起こしたら、、多分そのまま布団の中に、、、。
ですが、何度も書きますが、「罠」かもしれません。
時々、ネグリジェの裾をまくるようにして座り直す際にワザとかと思われるほどむっちりとした太ももをさらけ出すのは、いかにもOKサインですが、その誘い玉のスライダーに手を出すと三振どころか完全試合の危険性がありますから用心用心。
よしんば、相手にも悪意はなく、たちまち快楽の渦に身を委ねて懇ろ(ねんごろ)になったとしましょう。こちらとしては、その女性を一時の欲望のはけ口としただけで、次にどうするかという展開は見えてきません。いわば"後始末"に困るのです。
少し付け足しますと、この手のおばちゃんですと、はるか年下の小生など床上手に手ほどきして、若いツバメに泥がつかないように上手に付き合ってくれるのですが、それは経験を重ねていくうちにわかったことであります。
この話は大学を出て社会に出てまだ2,3年の頃の話です。如何せん、当時の小生には経験値が少ないので、上手にこういう場面をさばくにはもう少しの年数を必要としたのでした。
ところで、「罠、なんて考えすぎじゃないか?」と言われるかもしれませんが、なぜこういう発想になるかと言いますと、理由は二つあります。
一つは大学生時代に東京で義理の伯父による薫陶を受けたことです。
「いいか、お前、女に気をつけろ。カネと女と博打だ。」
旧帝国陸軍将校上がりの義理伯父は軍人、大企業管理職等の経歴から何かと生きた勉強をしてくれた人でしたので、この言葉には重みがありました。
「カネと女と博打に気をつけろ。この三つで人は身を持ち崩す。酒なんか適当でいい。」
もう一つは、実を言いますと、小生はいわゆる金融機関と呼ばれるところに勤務していたからです。
個人宅の奥様と密室で二人になってしまうのもその職性からのものです。(今は逆にそういう場面は少ないかもしれませんね。セキュリティの関係で。)
当時のゆるい環境では、そういう通常なら美味しい場面ほど「罠」かもしれないと疑わなければならない状況でした。ですから、今なら「据え膳」のような状況があっても、言葉は悪いですが、手をつけてはならないわけです。
(いやぁ、なんて純真な好青年だったのでしょう!=自画自賛)
以前書きましたマニラの夜のこと。若い娘が部屋に来た場面も、そのことが思い出されたので手堅く送りバントを決めて無傷で終わったのでした。あれとて異国の地での思わぬ「据え膳コース」です。しかし、ただでさえ詐欺や恐喝が日常茶飯事の比国で、「据え膳コース」は一歩間違えれば命取りになりかねません。
金融機関とは名ばかりの、「背広を着た乞食」と揶揄されながら、早朝から夜中まで、今から思えばよくぞあんなに働いたと思うほどですが、時々こういう"ノーアウト満塁"的な場面に出くわしたものです。
しかし、当時の小生にとっては「常に罠かもしれないと疑え!」が基本精神でした。
次の赴任地でも思わぬヒットエンドランが、、。
思い出は尽きません。
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マンションの一室に訪問。当時は今のようにセキュリティは厳しい時代ではありませんでしたので、いきなり相手宅の玄関先まで自由に行けたのです。
インターホンの後、中から「どうぞ入って、そのまま上がって」の気だるい声に、何処かからだが悪いのかと思いつつ、「お邪魔します」とリビングへ。
この女性は40代、バツイチで娘は働き息子は学校。この日は経営している衣料品店が休みなので、小生は必要書類をいただきに来たのでした。別に玄関先で書類に書いてもらえばことは足りるのですが、上がって来いというので上がらねばなりません。
リビングへ、、、と思ったら、そこにはテーブルと座布団があるだけの和室タイプ。
見ればテーブルの向こうには布団は敷いてあり、その中から当の本人がモゾモゾと起き上がってくるじゃありませんか。
なんと、、だらしのないことでしょうか、、。
起き上がって来る時にネグリジェの割れ目から太ももがはみ出し、なんとも言えぬいやらしさ。
ふしだらな感は拭い去れません。一枚羽織ってキッチンに行き、コーヒーの準備をしてくれますが、こちらはどうも気持ちがパッとしません。高校野球で言えばあっという間に先制点を取られて、主導権を取られこちらは抑え込まれて中盤までズルズルとなす術もなく試合が進んでしまった感じです。
コーヒーが運ばれてその女性も気だるそうに座り、シュバっとタバコ🚬に火をつけます。
目の前の男に対して身の危険を感じる風でもなく、何故か余裕を感じさせる、そうですね、恐らく水商売の経験があるような感じの女性でした。
彼女が腕を伸ばした時にちらと見えたのは小さな乳房とその先にちょんとついた干しぶどう。
いやぁ、実に実に無防備です。
この人、もしも小生が妙な気を起こしたら、、多分そのまま布団の中に、、、。
ですが、何度も書きますが、「罠」かもしれません。
時々、ネグリジェの裾をまくるようにして座り直す際にワザとかと思われるほどむっちりとした太ももをさらけ出すのは、いかにもOKサインですが、その誘い玉のスライダーに手を出すと三振どころか完全試合の危険性がありますから用心用心。
よしんば、相手にも悪意はなく、たちまち快楽の渦に身を委ねて懇ろ(ねんごろ)になったとしましょう。こちらとしては、その女性を一時の欲望のはけ口としただけで、次にどうするかという展開は見えてきません。いわば"後始末"に困るのです。
少し付け足しますと、この手のおばちゃんですと、はるか年下の小生など床上手に手ほどきして、若いツバメに泥がつかないように上手に付き合ってくれるのですが、それは経験を重ねていくうちにわかったことであります。
この話は大学を出て社会に出てまだ2,3年の頃の話です。如何せん、当時の小生には経験値が少ないので、上手にこういう場面をさばくにはもう少しの年数を必要としたのでした。
ところで、「罠、なんて考えすぎじゃないか?」と言われるかもしれませんが、なぜこういう発想になるかと言いますと、理由は二つあります。
一つは大学生時代に東京で義理の伯父による薫陶を受けたことです。
「いいか、お前、女に気をつけろ。カネと女と博打だ。」
旧帝国陸軍将校上がりの義理伯父は軍人、大企業管理職等の経歴から何かと生きた勉強をしてくれた人でしたので、この言葉には重みがありました。
「カネと女と博打に気をつけろ。この三つで人は身を持ち崩す。酒なんか適当でいい。」
もう一つは、実を言いますと、小生はいわゆる金融機関と呼ばれるところに勤務していたからです。
個人宅の奥様と密室で二人になってしまうのもその職性からのものです。(今は逆にそういう場面は少ないかもしれませんね。セキュリティの関係で。)
当時のゆるい環境では、そういう通常なら美味しい場面ほど「罠」かもしれないと疑わなければならない状況でした。ですから、今なら「据え膳」のような状況があっても、言葉は悪いですが、手をつけてはならないわけです。
(いやぁ、なんて純真な好青年だったのでしょう!=自画自賛)
以前書きましたマニラの夜のこと。若い娘が部屋に来た場面も、そのことが思い出されたので手堅く送りバントを決めて無傷で終わったのでした。あれとて異国の地での思わぬ「据え膳コース」です。しかし、ただでさえ詐欺や恐喝が日常茶飯事の比国で、「据え膳コース」は一歩間違えれば命取りになりかねません。
金融機関とは名ばかりの、「背広を着た乞食」と揶揄されながら、早朝から夜中まで、今から思えばよくぞあんなに働いたと思うほどですが、時々こういう"ノーアウト満塁"的な場面に出くわしたものです。
しかし、当時の小生にとっては「常に罠かもしれないと疑え!」が基本精神でした。
次の赴任地でも思わぬヒットエンドランが、、。
思い出は尽きません。
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