先日行われた全日本カツ丼学会の記念講演。
講師を務めたのは旭川のかつ丼小町こと、カツ丼研究家の
John.Johnさん。
現在憲法にカツ丼のことが明記されているのは、
よく知られた事実ではあるが、研究によると、なんと、この思想は
聖徳太子の時代に遡るという。
「二に曰く、篤(あつ)く三宝を敬へ」
この一文の三宝のうち、二宝まで「カツ丼、天丼」であることは研究家の間では異説がないという。(残り一つは牛丼説、親子丼説、ネコまんま説等多数)
John.Johnさんは「遣隋使、遣唐使といった異国との交流で、仏教という殺生を嫌う思想が現れるまで、動物性タンパク質を取ることは禁断ではなかった。ただし、カツ丼という料理は庶民の間でしか広まなかった。外国の思想である仏教という思想をいち早く取り入れることを、上流階層が好んだためです。このことを聖徳太子が戒めたんですね」
そして、「和(やわらぎ)を以(もち)て貴(たふと)しと為しの条文は、カツ丼を食べれば、お腹がふくれて心安らか、の間違いではないか」と大胆な推理を展開された。
※ 注 この話はフィクションです。実在の人物に一切関係ありません。よい子のみんなは受験の際に自信満々で、憲法にはカツ丼権が明記されてますなんて答えないようにね。
こうして「良くわかるカツ丼の歴史。」を受講した私はカツ丼を食べる気満々になったのであった。
場所は市内のブロガーさんが教えてくれて私が知らなかったお店。
場所
岩見沢市ふじ町二条3-2-3中は小上がりがあり、カウンターの前はキッチンで昔の食堂そのものってかんじ。
メニューはこのようにカウンタ-の上にあります。
おお、カツ丼は650円。安いじゃん。
そう思ったら、味噌汁がついてこなかった(゜◇゜)ガーン。
卵はね、ちょっと半熟ではなくて煮すぎ。なおかつ、タケノコなんて私の好きではない物も入っておりました。(あれば食べちゃんうんだけど)
カツ丼のね、カツの厚さが芸術的なまでにご家庭的なんですよ。
え、ええ。カツ丼のカツが薄くするのは昭和の蕎麦屋の味というのは、私も知ってますよ。でも、平成時代のカツ丼はね。もっと厚くして欲しかったの(涙)。
あ、カブの漬け物と、カツ丼の使ったおつゆはおいしかったので、あっという間に食べ終わりました。ご飯の量も抑えていたのかもしれない。
さて、このカツ丼にカツ丼小町こと、John.John先生は、果たして喜んでくれるでしょうか?(ビフォア、アフター風)。