オリンパスの損失隠し問題で、不正経理を内部告発した元社長のマイケル・ウッドフォード氏が21日、同社が設けた第三者委員会の片山英二弁護士らとロンドンで面会した。元社長は面会後、不正経理の徹底解明が必要だと記者団に強調。25日の同社役員会に出席する考えを明らかにした。
ウッドフォード氏は、オリンパスの資金が暴力団などの反社会的勢力に流れたとの一部報道に第三者委が否定的なコメントを発表したことについて「すべての取引を検証し資金の流れを解明して初めて分かることだ。現時点で結論を出すべきではない」と批判した。
さらに、同氏は現在もオリンパスの取締役にとどまっていることから、「金曜日の役員会に参加する。私には法律的にその権利がある。これまで起きたことについて、他の役員と相対することを恐れてはいない。黙っているつもりはない」と述べた。
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