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"ミュージカル"感はない『ダンスウィズミー』

2019年08月16日 23時49分49秒 | 映画


2019年公開映画122本中76位。

こ、これは、、、絶妙!
絶妙に、、、微妙!(笑)
「邦画って全然ミュージカル映画ないよなー」
と思っていた矢先に出てきた作品なんだけど、
ミュージカルとして見ると、、、
ちょっとコレジャナイ感あると思う(笑)
絶対に『ラ・ラ・ランド』や
ディズニー作品を思い浮かべてはダメ(笑)

三吉彩花が催眠術により、
音楽を聴くと歌って踊らずにはいられない体になってしまうという話で、
設定としてはこの上なく面白いし、
三吉彩花がムチャクチャスタイルいい上に、
流れるようなダンスをするもんだから、
「綺麗な人が踊るとこうもきらびやかなのか!」
と見入ってしまうのは事実。

が、しかし!
「なんかハリウッドと違うんだよなー」
と感じちゃったんだよね。
その理由を見ながら考えていたんだけど、
たぶん、作品内における
「歌と踊りの扱われ方」なんじゃないかと思った。

『グレイテスト・ショーマン』やディズニー映画は、
作品内において主人公たちが、
歌を歌と思ってないと思うんだ。
観客が「歌」だと認知するだけで、
登場人物たちからしたら、
普通に話すこととなんら変わらない。
それが当たり前の世界に生きているってこと。

でも、この作品は、歌を歌として、
普通に話す行為とは別物として扱ってるから、
そこでぷっつり切れてるように感じたな。

まさに、歌を空気として捉えるか、
道具として捉えるかの違いだと思うんだけど、
普段から洋画のミュージカル映画に慣れ親しんでいる身としては、
この差は大きい。
ミュージカルというよりは、
歌ってるコメディという印象の方が強かった。

あとは、踊りがちょっと小さいかなーと思った。
洋画だと人数が多いときはとにかくスペースを広く使うし、
狭いところで踊るときは人数を絞って、
よりテクニカルな動きになることが多いけど、
今回は会社で踊るシーンは人数が多いのにすごく狭くて、
ややインパクトに欠けた。
まあ、日本の一般的な会社の室内レイアウト上仕方ないけど(笑)

でも、レストランのシーンは踊りがキレッキレな上に、
かなり破天荒な形だったので、
一番の見どころだと思う。

後半は、ほぼロードムービーな感じなので、
あんまり「ミュージカル」ということを意識せずに、
邦画の楽しいコメディだと思って行った方が楽しめると思います。

とにかく、三吉彩花が美しくてカッコイイことは間違いない。


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