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だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

文通がやや無理矢理感あるけど総じてよかった『ラストレター』

2020年01月25日 09時08分42秒 | Weblog


鑑賞した2020年日本公開映画ランキング:9/12
感動😭:★★★☆☆
哀愁😢:★★★☆☆
笑い😂:★★☆☆☆

いい話だったけど、僕としてはほぼキャストでもったような映画だったかな。

だって、マシャにトヨエツにミポリンだぜ?
平成初期のトレンディドラマを彩った人たち。
今の30代40代の人なら、このメンツでごはん5杯はいけちゃうんじゃなかろうか。
(あの頃の彼ら、まさに今の広瀬すずや新田真剣佑、横浜流星ぐらいの年齢だねw)

で、話としては、ひょんなことから始まった文通をきっかけに、
ふたつの世代にまたがる男女の恋愛を描いたラブストーリーです。

裕里(松たか子)の姉が亡くなったところから物語はスタート。
たまたま、その姉宛に来ていた同窓会のお知らせを元に、
彼女は姉の死を知らせに行くのだけど、会場に着いたら姉と間違われてしまい、
あれよあれよと言う間に姉として留まることに(笑)
しかし、自身の初恋の人だった鏡史郎(福山雅治)と再会し、
文通を始めることになる。

その手紙を裕里の姪(亡くなった姉の娘)である鮎美(広瀬すず)が読むことで、
25年前の姉妹と鏡史郎の恋模様を辿るようになるって流れです。

実にロマンチックで感動的だった。
昔も手紙を書いていて、今も手紙のやり取りを元に
過去の甘酸っぱくも懐かしい恋愛を思い出して、
当時の想いが今なお色褪せることなく残っているってのが心に染みる。

もうあの頃には戻れないけれど、
あの青春の日々は確かにそこにあったし、
それらがあったから今の自分があるっていう、
誰でも一度は感じるであろう哀愁みたいなのも、
この歳になると響くな。

手紙をフックに物語が進んでいって、
それぞれの気持ちのありようや、
姉の死の真相などが明かされていくのは、
スマホ全盛期の今からすると、ある意味新鮮に感じる。

ただ、手紙にこだわる理由がやや無理矢理かなって感じた。
普通、スマホに戻るでしょって。

そして、配役がちょっとわかりづらい。
現代では松たか子の娘が森七菜、亡くなった姉の娘が広瀬すずなんだけど、
その松たか子の若い頃を森七菜、亡くなった姉の若い頃を広瀬すずがやってるから、
同じキャストが現代ではいとこ、過去では姉妹って関係で、途中かなり混乱するわ(笑)

あと、不思議に思ったのは、一時期松たか子からも、広瀬すずからも
福山雅治に手紙いってるはずなんだけど、
福山雅治はなんかおかしいと思わなかったのかな。。。
話の内容や筆跡で変だなと思いそうだけど。。。

そういった、ちょっとわかりづらい部分もあったけど、総じていい話だと思った。
謎に『新世紀エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督も役者として出てたし(笑)

なお、この映画、岩井俊二監督が1995年に作った
『Love Letter』のアンサー映画らしく、確かに少し似ていると思った。

そっちも手紙の行き違いから始まるラブストーリーで、
トヨエツとミポリンが出ている上に、
酒井美紀と柏原崇がまだ未成年で映画初出演っていうね(笑)

公式サイト


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