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自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

業界講演会 その4

2005年11月16日 23時00分52秒 | Weblog
ホリプロ。
芸能プロダクションですね。
今日の講演会はそこでした。
会場にいる人の数は少なかったです。
けど、講演側の方は史上最多、4人でした。
芸能プロダクションなんて、
今までまったく興味なかったし、
やってることといったら
タレントのスカウトだけなんだろうなーって思ってたけど、
実際はもっといろいろやっているようです。
CMや番組の制作、
普通のタレントをはじめ、
スポーツや文化人から派生するタレントの育成や、
舞台関係の仕事、
それらを守るための権利関係の仕事、
今後はモデル事業にも参入するようです。
多様化しているんですね。

今日一番印象に残ったのは
やはり入社2年目の宮川さんでしょうか。
今は石原さとみのマネージャーをしているそうです。
マイクを手にしたとたん、
いきなりテンションの高いトークが始まりました。
始終ハイテンションで、
会場にいる学生たちも笑っていましたが、
ホリプロの他の3人、特に長年勤めていらっしゃるお二方は、
顔色一つ変えてない様子でした。
やはり芸能・エンターテイメント業界は、
個性の強い人が集まるゆえ、
また、関係者や芸能人など様々な人を見ているため、
宮川さんのようなキャラはあの業界では
あまり珍しくないのかもしれません。
むしろ普通なのかも。

今年入ったという新入社員の方は、
自分の仕事について語るとき、
とても生き生きしていて、
本当にこの仕事が楽しいんだなということが
ひしひしと伝わってきました。


この仕事をしていると、
本当にいろんな方と知り合えるとおっしゃっていました。
それは僕にとってはとても魅力あることです。
僕自身、いろいろな人に会うことが好きだし、
自分の見識を広めることもできます。
特に芸能プロダクションの場合、
テレビ局、広告代理店、出版社、新聞社などに人脈ができるそうで、
今後何かするときに必ずプラスになるそうです。

僕がしたいこと。それは、
人とつながる、人にアピールする、
何かを作り出す、影響を与える、です。
芸能プロダクションもまたこれらを叶えることができそうです。

講演が終わった後、個別に質問に行こうかと思ったけれど、
なんだか他の学生が名刺交換などをしていて、
空気がちょっと違っていたので、
とぼとぼとその場を後にしました。

あ、今日の朝、また本を読み終わりました。
『誰がテレビをつまらなくしたのか』(立元幸治/PHP新書)。
今まで何気なくテレビを見ていた僕だけど、
この本を読んで共感できる部分は多かったです。

最近のテレビは視聴者のことを考えていない。
出演者だけが楽しんでいるような印象を受ける。
どの局も同じような番組を流していて、
多様化しているこの時代に合っていないのではないか。
商業主義的になりすぎている。
視聴者はもっとメディアに対して自主的に行動すべきだ。

以上のように、今のテレビに対して批判的態度をとっています。
でも筆者の言うことは的を得ていると思います。
僕たちは受動的にテレビからの情報を得ているけど、
それだけではテレビの質は上がらないと思います。
インターネットが普及し、
消費者の好みも多様化している中、
もっと自分たちの意見を制作側に訴えなければ、
よりよい作品は生まれないと思います。
テレビ局側も視聴者の意見を取り入れるべきです。
また、志ある制作者をもっと大事に扱うべきです。
いい企画があっても
経営者やトップの意向で却下されるべきではありません。
テレビはジャーナリズムでもあり、芸術でもあると思います。
ゆえに送り手と受け手の相互のつながりが大事だと思うんですわ。

誰がテレビをつまらなくしたのか


PHP研究所

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