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Blog of 俺 by 俺 for 俺

自分の自分による自分のためのブログ。
だったけど、もはや自分の備忘録としての映画やドラマの感想しかないです。

2021年夏ドラマトップ10(10本鑑賞)

2021年09月30日 23時54分13秒 | ドラマ
1. TOKYO MER〜走る緊急救命室〜(TBS)
2. ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜(日本テレビ)
3. # 家族募集します(TBS)
4. ナイト・ドクター(フジテレビ)
5. 緊急取調室(テレビ朝日)
6. ボイスⅡ 110緊急司令室(日本テレビ)
7. 彼女はキレイだった(フジテレビ)
8. 推しの王子様(フジテレビ)
9. プロミス・シンデレラ(TBS)
10. ボクの殺意が恋をした(日本テレビ)

ダントツで『TOKYO MER』が面白かった。
でも、土曜日にECUに出動要請が出て、
日曜日にTOKYO MERに出動要請が出て、
そのまま月曜日に夜間診療が行われるという、
土日月が忙しい世界(笑)

ジャンル的には刑事モノと医療モノとラブコメしかなかったね。
唯一『# 家族募集します』だけがファミリードラマでよかったけど。

ただ、今回ラブコメはどれもハマらなかったなあ。
どれも設定と役どころがミスマッチというか。
「マジでやべぇなコイツ!」みたいなぶっ飛んだキャラってのが、
今のプライムタイムにやる日本のドラマにはいない気がする(深夜ドラマにはいるけどw)。

音無可憐みたいなキャラ、観たいよ(笑)

黒幕のイカレっぷりとバイオレンスアクションに安定感があった『ボイスⅡ 110緊急指令室』

2021年09月26日 15時51分50秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:6/10
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
刑事ドラマ
復讐劇
異常聴力

【あらすじ】
「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」
という被害者の生死を分けるクライシスタイム。
人々を守るため、
緊急指令室(110番)の直轄チーム
「ECU」(Emergency Call Unit)は日々凶悪犯罪と戦っている。

室長の橘ひかり(真木よう子)と、
ECU緊急出動班の班長・重藤雄二(増田昇太)はその日、
本部での会議を終えたその足で、
立てこもり事件の現場へ向かう。

現場では爆弾を巻きつけた男が、
妊婦を人質に声を荒らげていた。
ひかりは犯人の男の“声”に耳を澄ます。
類まれな聴力と分析力を併せ持つ
ボイスプロファイラーのひかりは、
即座に男の特徴を掴むと、
指令室の室員たちと連携し、
鮮やかに男の身元と目的を割り出していった。

一方、息子・大樹のため、
現場から退いていた元刑事・樋口彰吾(唐沢寿明)は、
妻の墓参りの帰り、
女性が襲われている現場に遭遇。
被害者・純名を助け出し、
犯人の男を追う。

しかし、予め逃走経路を決めていた男は逃走。
その直後、先に家に帰したはずの大樹と連絡が取れなくなる。

この逃走した男こそが、
すべての黒幕である通称"白塗り男"。
彼の目的は何なのか、
そして樋口との関係は……。

【感想】
2019年に放送されたドラマのシーズン2で、
原作は韓国ドラマ。

今季のドラマの中では、
最もバイオレンスでアクションシーンが豊富だったと思う。
けっこう人は死にまくってたし、
血が出るシーンも多かった。
この時間帯のドラマにしては、
なかなかチャレンジング。

ひかりの異常聴力によって
事件解決へと向かう流れは前作通り。
ただ、シーズン2ともなると、
もはやそれは当たり前のものとなり、
大きなアピールポイントにはなりづらい。
その分、今作は樋口と白塗り男の
因縁の対決に寄った作りになっていた印象。

1話完結型のエピソードもあるんだけど、
ここで起こる殺人事件の裏では、
白塗り男、、、
もとい久遠京介(安藤政信)がすべて糸を引いていた。
彼は、母親が学生時代に受けた暴行に対する復讐を、
当時の加害者たちに対して行うことを決意していた。
それが久遠の一番の行動動機ではあるものの、
虐待していた母親と自分を引き離した樋口にも
並々ならぬ想いを抱いている。

樋口はシーズン1で愛する人を失っている。
久遠も母親を亡くし、
同じように愛する人を失くしたのに、
人を守り続ける樋口の思想が理解できなかった。
その両者の考えの違いが交錯するのが、
このドラマの面白いところでもある。

とはいえ、結局樋口が人を助ける理由については、
本人も「わからない。ただ人間を信じてる」
という答えだったのはやや薄かったかなー。
せめてシーズン1で妻を亡くしたことで、
「同じ想いをする人をこれ以上増やしたくない」
とかなら納得できるんだけど(笑)

これは連ドラよりも、
2時間の映画とかにギュッとまとめた方が
もっとテンポよく楽しめた気がする。
白塗り男の正体がわかりそうでネットがざわついた
2話〜3話あたりが一番楽しかったけど、
それ以降はやや間延びしていた印象だったので。。。

とはいえ、バイオレンスアクションな感じは総じて好きだった。

ちなみに、「ボイス」にかけて、
毎話人気声優さんがゲストとして出ていたらしい。
一部しか気づかなかった(笑)


常識にとらわれない家族の形を提示した『# 家族募集します』

2021年09月26日 14時47分23秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:3/9
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ホームドラマ
シングルファーザー
シングルマザー
シェアハウス

【あらすじ】
主人公の赤城俊平(重岡大毅)は、
ある事情で3か月前にシングルファーザーになったばかり。
5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てながら、
児童図書を扱う小さな出版社「エッグプラント」に勤め、
育児と仕事に追われる日々を過ごしていた。

そんな中、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)と偶然再会。
ワンオペ育児に悩む俊平の事情を知った蒼介は、
SNSで家族を募集し、
子育てをシェアしていっしょに暮らそうと突飛な提案をする。
そんな募集に誰も乗るわけがないと呆れる俊平だったが、
その夜、蒼介の携帯に1本の電話が…。

かけてきたのは、
5歳の娘・雫(宮崎莉里沙)を育てる
シングルマザーの教師・桃田礼(木村文乃)だった。
さらに、夢を追い続ける子持ちシンガーソングライター・横瀬めいく(岸井ゆきの)も
6歳の息子・大地(三浦綺羅)と共に転がり込んできて…。

【感想】
今季のドラマの中で一番泣いたと思う。
前半は毎週涙してたな。。。
特に、俊平が息子に母親が亡くなったことを伝えるシーンはヤバかった。。。

久しぶりにこういうアットホームなファミリードラマを観た気がする。
昔はけっこうあったけど、
刑事モノと医療モノが幅を利かせるようになってからは全然なくて。

しかも、現代風にちゃんとアレンジしてあるのがすごくよかった。
シングルファーザーとシングルマザーでシェアハウスして、
新しい家族の形を模索するっていう。

一般的に"家族"というと、
「親子や兄弟などの血縁関係」
を指すことが多いと思う。
とはいえ、映画やドラマなんかでは、
血のつながっていない間柄でも、
親子や兄弟とする感動話はよくあったけど。

でも、このドラマでは
「同じ家で生活を共にする人たち」
を家族としていたのが特徴的。
もはや血のつながりだけにこだわらないっていうのは、
多様化している現代に合った内容だったかもしれない。

もちろん、他人同士だから、
初めはいろいろ合わないこともあった。
それが、家族の悩みを家族で解決するうちに、
いつの間にか強い絆が芽生えていて。
中でも、途中から参加した黒崎さん(橋本じゅん)が
一番変化した人物だった。
仲がよくなかった娘と笑い合える関係になれたのは、
「にじや」での生活が大きいだろう。
その黒崎さんの妻である倫子を演じたのは平原綾香なんだけど、
いつの間にかメッチャマダム感出ててちょっと笑った(笑)

個人的には、
90年代のドラマのようにもう少しピンチ感あってもよかったかなー。
親同士の色恋沙汰や子供たちの警察沙汰など。
今回は子供がまだ小さかったから、
そうはならなかったけど。
あれが中学生以上だったら、
もうね、アレだったよ(笑)

主題歌もよかったし、
やっぱりジャニーズっていい歌うたうなあ。

本当に最近は刑事モノや医療モノ、
全然ハマれないラブコメで溢れているから、
たまにこういう平成のファミリードラマみたいなのがあってもいいね。

金曜ドラマ『#家族募集します』|TBSテレビ

TBSテレビ 金曜ドラマ『#家族募集します』の公式サイトです。

TBSテレビ

 

気分で「会社辞めます」って言っちゃう社長と副社長にびっくりの『推しの王子様』

2021年09月23日 23時56分02秒 | ドラマ

【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:6/8
 ストーリー:★★☆☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
女性社長
乙女ゲーム
推し
オタク

【あらすじ】
日高泉美(比嘉愛未)は、
乙女ゲームを手がけるベンチャー企業
『ペガサス・インク』の代表取締役社長。
4年前に起業した彼女が最初にリリースした乙女ゲームが、
彼女の理想を詰め込んだキャラクター・ケント様と恋に落ちる
『ラブ・マイ・ペガサス』だった。
このゲームが異例の大ヒットを記録し、
泉美は一躍、
新進気鋭の経営者としてもてはやされることに。

しかし、プライベートでは、
ここ何年も恋愛をしておらず、
もっぱらケント様に夢中。
週に1回は必ず、仕事を忘れて
『ラブ・マイ・ペガサス』に没頭する日を設けているほど。
また、『ラブ・マイ・ペガサス』に続く
次回作の制作にも苦心していた。

そんなある夜、
泉美の目の前に、
いきなり空から男が降ってくる。
借金取りから逃れるために
歩道橋から飛び降りた
その男・五十嵐航(渡邊圭祐)の顔を見て
驚愕する泉美。

何とその容姿は、
ケント様にそっくり。
ひょんなことから彼の面倒を見ることに決めた泉美は、
彼を自宅に住まわせ、
会社で働かせることに。

彼の成長を見守りつつ、
会社の行く末も大きく変わっていくことに翻弄される泉美。
彼女は何かを「好き」でいる気持ちを
保ち続けることができるのだろうか。

【感想】
最初は金持ち女が年下男を育てる
道楽ドラマかなって思ったけど、、、
それはつかみだけで、
本質は別のところにあった。
ただ、最後まで観て思ったのは、
このドラマ、
いいところと微妙だったところが
明確に分かれていたこと(笑)

<よかった点>
「好き」という気持ちと全力で向き合っていたところ。
もともと泉美は大の乙女ゲーム好き。
それが高じて自分でゲーム会社を立ち上げ、
自分で作った乙女ゲームも大ヒット。

他の社員もみんな何かしらのオタクである。
舞台だったり、城だったり、編み物だったり。
何かを「好き」でいることが
いかに人生を豊かにするかがよく伝わってくる話だ。

だからこそ、「好き」という気持ちを押し込めていた
航の気持ちもよくわかる。
彼は本当は好きなことがあったのに、
それを封印した過去を持つ。
好きな人やモノがあると心が乱されることもある。
不安定になるぐらいなら、
好きなものなんてない方がいいと。

そうやって「好き」であることの
メリットとデメリットを両方描きつつ、
それでも好きなものがあると
人生を輝かせてくれるというメッセージはよかった。

<微妙だった点>
ひとつはラブコメ感が薄く、
特に社長と副社長(ディーン・フジオカ)のキャラクターがコンニャクだったこと。
もうひとつは、ビジネスまわりが表面的すぎたこと。

「好き」という気持ちは人に対してもモノに対しても同じだけど、
このドラマでは人以外のものに寄りすぎてて、
ラブコメって感じがしなかった。
三角関係はあるものの、
人間同士でバチバチするわけでもなく、
ラブストーリーとして観ると超絶物足りない。
これなら恋愛要素はもっと少なくして、
ヒューマンドラマやビジネスドラマに
振り切った方がよかった気もする。

そして、信じられないぐらい
社長と副社長のメンタルが弱かったこと(笑)
社長は自分が乙女ゲームに情熱を捧げられなくなったことで、
社員の前で「あたし、会社辞めまぁす!」と。
社長と付き合ってた副社長も
「キミが辞めるなら、僕も辞めまぁす!」と。
大企業に買収された後とはいえ、
もともとベンチャーで社員が7人しかいないのに、
それ言っちゃう?って(笑)

しかも、その買収した大企業ってのが
アウトドアの会社なんだよね。
今や手広くビジネスをすることもめずらしくないけど、
アウトドアとゲームって合う気がしない。

で、大企業あるあるで、
買収された後は利益追求型となり、
開発フローも細かく決められ、
ゲームの質がダダ下がり。
メンバーも不満が溜まったため、
なんと買収解消!
再度独立するという謎展開(笑)

<つまるところ、、、>
メッセージ性はよかったけど、
その肉付けの要素がとっ散らかってて、
個人的にはハマれず、、、でした(笑)

そういえば、『プロミス・シンデレラ』もそうだったけど、
女性が年下すぎる男と付き合うときは、
まず断るんだね。
その若い男性の未来を考えて、
理性を働かせて、、、(笑)
まあ、最終的には付き合うことになるんだけどね。
特に『推しの王子様』はポテンシャル採用感強かったけど(笑)

推しの王子様 - フジテレビ

推しの王子様 - オフィシャルサイト。毎週木曜よる10時放送。出演:比嘉愛未 渡邊圭祐

フジテレビ

 

戦う中年がかっこよすぎた『緊急取調室』

2021年09月16日 22時37分13秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:4/7
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
刑事ドラマ
取調

【あらすじ】
北海道警察へ出張することになった
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」の取調官・真壁有希子(天海祐希)。
そこで偶然ハイジャックの現場に居合わせたことで、
事態は急展開。

実行犯は大國塔子(桃井かおり)。
50年前に国会議事堂前で“7分間の演説”を行った活動家で、
「黒い女神」と呼ばれたカリスマだった。

彼女は、同じ便に乗っている
国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)を呼ぶよう要求。
ところが、宮越の代わりに塔子のもとへやって来たのは
第一秘書の東修ニ(今井朋彦)。
しかも、揉み合いになった挙げ句、
彼は命を落としてしまう。

同じく現場に居合わせた警乗警察官・山上善春(工藤阿須加)の援護もあり、
事件は解決したかに見えた。
しかし、不審な点も多く、
警察上層部で何やら怪しい動きもある。

チームの力を結集して事件の真相を暴こうとした矢先、
衝撃の事実が告げられる。
それは、キントリが100日後に解散するということだった……。

そんな状況にも関わらず、
以降も全力で事件解決に挑むキントリのメンバーたち。
彼女たちの行く末はどうなるのか。

【感想】
ドラマの主人公たちは自分よりも年上の方が憧れを持ちやすいなって思う。
その点で、このドラマはとてもハマりやすい内容だ。

やってることは普通の刑事モノとそう変わらない。
でも、メインのキャラクターは
40代~60代のいわゆる中年と呼ばれる人たち。
そんな彼女らが自分の信念と正義のために、
時に感情をむき出しにして捜査に当たる姿は本当にかっこいい。

第1話からハイジャックという非日常な展開で見ごたえあった。
その後も、占い師やロボットなど、
一癖も二癖もあるエピソードを出してくるのが、
このドラマの面白いところ。
もちろん、結局何をやるにしても犯人は「人間」なので、
蓋を開ければオーソドックスな展開ではある。
でも、その導入部分として癖のある設定を入れるのはつかみOK。

最終回は第1話の流れを引き継ぎ、
ようやく黒幕との決着をつけることができて一安心。
ただ、かなり駆け足な展開だったなとは思う。
羽屋田弁護士(大塚寧々)の手の平の返しようが早すぎ(笑)

あと、このドラマの推したいところは、
キャストの方たちの演技力の高さ。
冷静であることが大切な刑事において、
けっこう感情を露わにしてて。
そこがまた見せてくるんだよ。
特に真壁有希子なんて、
取調の最中に自分で涙を流すほど。
そのガチさが心を打つ。。。

仕事に限らないけど、
やっぱりいくつになってもこうやって
全力で事に当たる姿はいいなー。

https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/

川合のかわいさと藤先輩の最高のメンター感に癒されまくりの『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』

2021年09月16日 00時45分23秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:2/6
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
コメディ
ヒューマンドラマ
警察
交番
逮捕しちゃうぞ
ナースのお仕事

【あらすじ】
安定した生活のために警察官になった
新人・川合麻依(永野芽郁)は、
通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて2週間。
心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、
辞表を握りしめていた。

そんな矢先、
川合は新しく交番に配属されてきた
刑事課の元エース・藤聖子(戸田恵梨香)とペアを組むよう言い渡され、
辞職願を出し損ねてしまう。
自分は警察官に向いてないとうなだれる川合を、
「そんなアンタだからこそできることがある」と諭す藤。
その言葉を胸に、
もう少しがんばってみようと川合は思い直す。

長らく、藤が交番に来た理由は明言されてこなかったが、
実は過去に後輩がひき逃げに遭い、
その犯人を捕まえるため、
川合を利用しようとしたことが明かされる。

果たして、"守護天使"と呼ばれている犯人を
捕まえることができるのだろうか。

【感想】
コメディタッチのゆる~い警察モノ。
だと思ったんだけど、
いやはや、これはメチャクチャ面白かった!

基本はコメディで、
各キャラクターの掛け合いがおかしくて、
真面目にふざけてるのがツボだった(笑)
川合のドジっ子感が超絶かわいいのと、
源(三浦翔平)と山田(山田裕貴)の三枚目感は最高だったね。

でも、それだけで終わらなかったのがこのドラマのいいところ。

これは新人の川合の成長譚でもあるんだけど、
ペアでついてる藤先輩がものすんごくいいメンターで。
自分も若い頃にこういう先輩について欲しかったな~って心底思った。

藤先輩って、
警察官としての能力はもちろんのこと、
人を育てるのもうまい。
基本、愛情に満ちてるからなんだよね。
それでいて、視野を広く持ち、
正しい判断と迅速な行動力を持ち合わせている。
理不尽に怒らないし、
ああしろこうしろってとやかく言わない。
常に後輩のことを気にかけ、
親身になって相談に乗ってくれる。
間違っているところがあれば、
きちんと理由をつけて説明してくれる。
人使いが荒いところはあるんだけど、
それが嫌にならないぐらい、
普段の接し方が理想的だった。
ああいうかわいいのに男勝りみたいな
ギャップのあるキャラクターは好きだからよし(笑)

そんな藤先輩といっしょにいるから、
川合も清く正しく育つんだよねー。
あんなポンコツ感あった川合も、
ここぞというときには立派な警察官やってたし。
『TOKYO MER』もそうだったけど、
人間力のある上の人の背中を見て、
下は育つんだなって思った。

最終回はこれまでの流れから
キレイに感動エピソードへとつなげて、
思わず泣いちゃったよ。
あの川合が嫌われ役を買って出るってね。

で、その川合のかわいさと来たら。
おかっぱ頭でピーチクパーチクしているキャラがキュートすぎたよ。
まさに国民の後輩。
そりゃ藤先輩も目かけたくなるよねって。

シーズン2作って、
川合の「拝啓、お父ちゃん」の
お父ちゃんを出してくるのはアリだなー(笑)

https://www.ntv.co.jp/hakozume/

蛇女のメンヘラサイコパスっぷりが全部持って行った『プロミス・シンデレラ』

2021年09月14日 23時58分47秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:4/5
 ストーリー:★★☆☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
サイコパス
メンヘラ

【あらすじ】
つつましく、専業主婦として幸せに平穏な暮らしをしていた桂木早梅(二階堂ふみ)。
しかし、結婚1年足らずのある日、
突如として夫の今井正弘(井之脇海)から
「他に幸せにしたい人ができた」
と一方的に離婚を切り出されてしまう。

早梅はそのショックから家を飛び出すものの、
スリに有り金をすべて奪われ、
バツイチの無一文、無職、宿無しになってしまう。

そんな早梅が公園で野宿生活を始めて数日後、
目の前に金持ちのイケメン高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦)が現れる。
彼は高級老舗旅館「かたおか」の御曹司で、
後継ぎで副社長の兄・成吾(岩田剛典)とは対照的に、
性格も素行も極めて悪い。
崖っぷち状態の早梅に興味をもった壱成は、
彼女で暇つぶしをしようと自分の屋敷に連れて行く。

壱成から、ただで泊めてやる代わりに
“リアル人生ゲーム”をやろうと持ち掛けられる早梅。
サイコロを振って、
出た目のミッションをクリアすれば
賞金をゲットできるというものだ。
悪趣味なゲームに早梅は腹を立てるが、
とある事情で背負ってしまった借金返済のため、
参加せざるを得ない状況に。

そんな状況の中、
ひょんなことから旅館で働くことになった早梅。
同僚からの嫌がらせや成吾との再会、
出入りしている芸者の菊乃(松井玲奈)との交流など、
早梅を取り巻く環境が大きく変わっていく。

【感想】
第1話はけっこう好きだった!
御曹司のイケメン高校生に、
自分の意見を主張しまくるヒロインってところに
『花より男子』っぽさを感じて(笑)

が、しかし。。。
個人的には第2話からちょーっと失速してしまったかなという印象だった。
途中から罰ゲームの要素は一切なくなり、
自己承認欲求の強い男子高校生と、
行き場のない崖っぷちアラサー女子の普通のラブコメへ。
さらに、このドラマでも三角関係が2つ。
成吾と壱成で兄弟に寄る早梅の取り合い。
で、菊乃は成吾がずっと好き。

ただ、ここの関係性にあまり惹かれなかったのは事実。
理由としては、成吾のキャラクターが弱かったかなって。
もっと気持ちを全面に出してなりふり構わないところを見たかった。
そうすることで、もっと面白い人間ドラマになったんじゃないかと。

それか、彼が菊乃と"そういう関係"であったことを
もっと明示したらよかったかも。
そうすれば、「あー、ここはオトナなアレなんですね、土俵が違うんですね」
ってことで、もっとキャラが立ったかもしれない。
結局、菊乃がセリフでサラッと
「あら、もうあたしとはそういうことできない?」
って言ってるだけだったし。

その菊乃自身はね、
目立つキャラでよかった。
壱成に「蛇女!」って言われるぐらい、
虎視眈々と早梅を陥れようと狙っている悪女。
でも、その動機自体は早梅に対するただの逆恨み。
それで、壱成は拉致するわ、
最後に自殺しようとするわで、
メンヘラサイコパスだったのよ。
ちょっと扱いが雑だったかなー(笑)
しかも、それが最終回で出てくるから。
かなり唐突感が強い。
松井玲奈の演技はすごくよかったけど。

つまるところ、早梅が壱成に惹かれたポイントは、
粗削りだけど素直でまっすぐに気持ちを伝えてくるところ、、、かな。
早梅はよく「あたしの方が10個も年上だし、、、」
って口にしてたけど、
ここではあんまり関係ないと思うんだよ。
だって、壱成と早梅との絡みって家か旅館でしかなく、
彼が高校生であることを意識する瞬間ってそんなにない気がする。
これが学校とかだったら、
より一層お互いの立場を意識するだろうけどさ。
ひとつ屋根の下で暮らしている状況を踏まえると、
年齢は意味を持たず、
より相手の人間性で判断すると思う。

大人になると、
頭でいろいろ考えて、
気持ちだけを素直にぶつけてくる人っていなくなる。
さらに、旦那に捨てられ(これは仕組まれたものだったけど)、
住む場所もなくなったという踏んだり蹴ったりの状況。
そこに、もともとの「なるようになるさ」的な性格も踏まえると、
早梅が元気いっぱいの高校生に惹かれるのもうなずけるかも。
まあ、男っていうより、
もう少し弟とか家族的なポジションで見ている気もするけど(笑)

あとね、金子ノブアキの声が凄まじくよかった。
イケボ。

火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』|TBSテレビ

TBSテレビ:火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』の公式サイトです。

TBSテレビ

 

小学生の頃の恋愛が続いちゃうのは美男美女だけに生じる限定イベントなんじゃないかっていう『彼女はキレイだった』

2021年09月14日 23時54分21秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:3/4
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
同級生
出版社
ファッション雑誌

【あらすじ】
子供の頃、美少女でクラスの人気者だった佐藤愛(小芝風花)は、
親友の桐山梨沙(佐久間由衣)と2人暮らし。
28歳の誕生日にバイトをクビになり、
今やすっかりダサくなった自分の容姿や、
何もかもうまくいかない人生に激しく落ち込む。

そんなある日、
アメリカへ引っ越した初恋の相手・長谷部宗介(中島健人)から、
「帰国するので会いたい」とメールが届く。
気弱で太っていたことから、
いじめられっ子だった宗介。
しかし、愛は彼の優しい一面が大好きで、
2人は両想いだった。

久しぶりの再会に胸を躍らせる愛だったが、
待ち合わせ場所にいた宗介は、
昔の面影などまったくない洗練されたクールな男に成長していた。
それに比べて自分は——。
幻滅され、嫌われることを恐れた愛は、
急遽、代役として梨沙を宗介の元へ向かわせる。

相手がニセモノの愛だとは知らず、
再会を喜ぶ宗介。
懐かしい思い出がよみがえり、
またあの頃のようにいっしょにいたいと願う宗介に、
愛は明日からイギリスに留学すると告げる。
それは、楽しかった思い出を残したまま、
もう会わないと決めた愛の悲しいウソだった。

しばらくして、
大手出版社に採用された愛は、
ファッション誌『ザ・モスト』の編集部で働くことになる。
しかし、売上は低迷しており、
雑誌存続の危機に。
その立て直しのためにやってきた
クリエイティブディレクター兼副編集長が、
なんと宗介で…。

【感想】
何だかんだで今季一番のトレンディドラマ感あったかなー。
身近なところで恋のベクトルがあちこち向かう。
そうして出来上がる佐藤愛を中心とした2つの三角関係。

愛は宗介が好きだけど、
樋口拓也(赤楚衛二)はそんな愛が好き。
梨沙も宗介が好きだけど、
宗介は愛が好き。
もうね、微笑ましく観ていたよ。
若いっていいなって。

でも、今どきの三角関係って穏やかなんだね。
一昔前のドラマなら、
けっこうガチで奪い取るみたいな、
ずるがしこいことしてでも振り向かせるみたいな、
そういうのあったけど。
特に脇役の方がね、
いろいろけしかけたりしてた気がする。

樋口は「負けませんから」みたいに、
宗介に宣戦布告してたけど、
恋愛においては何か大胆な行動するかっていうとそうでもなかったし。
なんか、大人しくていい子たちだった、みんな。
まあ、ドロドロしたのは、
今は深夜ドラマでやるんかね(笑)
韓国ドラマの方観てないけど、
なんとなく韓国ドラマの方が面白そうな気がした。

あと、こういうドラマっていろいろツッコミどころがあって、
それを楽しむのも一興だと思ってる。
このドラマで一番感じたのは
「小学校のときの恋愛を引きずりすぎじゃない?」ってこと(笑)
高校生ならまだわかるけどねー。
これはもはや美男美女だからこそできる芸当で、
凡人からしたらSFやファンタジーと同等の世界観じゃなかろうか(笑)

それにしても、途中からキャラ変しすぎた宗介の様子のおかしさときたら。
きっかけは第4話だったね。
愛と宗介がいっしょに出張行ってから、
2人の間に何かが芽生えちゃった。

第8話では、
宗介から「いっしょに出社しよう」って誘ってて。
新卒かよって。
そんな浮かれポンチ全開なもんだから、
樋口に「バカなんですか?」って言われる始末。
ここは笑った。
上司に何の躊躇もなく言い放つ樋口の正直さ(笑)

まあ、中島健人は"副編集長"ってガラじゃなかったよね。
その若々しい見た目は、
むしろ"エース"っていう方がしっくりきたかもしれない。

それにしても、最終回はちょっとこれまでの話と比べると浮いてたかな(笑)
恋愛がひと段落して、
いきなり「人生は楽しむべし!」っていう話に変わってて。
しかも、後半でものすんごいキスきたから。
これまでプラトニックな感じだったのに、
いきなりお互いの顔を食べるかのような熱いキス。
あまりにも行動が違ってて、
思わず吹いてしまった(笑)

そういえば、最後は一部生放送になってたけど、
ほんの数十秒だけ。
短すぎてもはや収録との差がわからなかった(笑)
前に日テレでやってた
『THE LAST COP/ラストコップ』(2016)の方が、
視聴者がその後の展開を選べる点で手法として面白かったなー。

個人的には、
絵本作家役に日髙のり子さんをキャスティングしてくれたのがツボだった。
声だけで癒される。

彼女はキレイだった | 関西テレビ放送 カンテレ

中島健人と小芝風花が初共演で、フジテレビ系連ドラにW主演! イケメンエリートと残念女子の“初恋すれ違い”ラブストーリー!

彼女はキレイだった

 

医療モノという枠に捉われないヒューマンドラマ、キャリアアップドラマって印象だった『ナイト・ドクター』

2021年09月13日 23時16分17秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:2/3
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
医療モノ
救急医療
コード・ブルー
ジャニーズ
キンプリ

【あらすじ】
柏桜会あさひ海浜病院では、
病院スタッフの働き方改革を目指し、
夜間救急専門のチーム「ナイト・ドクター」を設立することに。

夜間救急は慢性的な医師不足、
救急車難民、コンビニ受診など問題は山積みだが、
救うべき命があることに変わりはない。

そこで"夜の病院を守る"という重要な使命を果たすため、
5人の若き医師たちが集められた。

強い志を持つ者、
自分の意志とは裏腹にやってきた者など、
思惑は様々だが、
訳ありの5人の医師たちが時にぶつかり、
時に励まし合いながら、
命に真摯に向き合っていく。

とはいえ、彼らも仕事を終えればひとりの人間。
家族や恋人、
そして自分自身の悩みや問題に直面することも。

果たして、ナイト・ドクターたちは、
崩壊寸前の現代の救急医療を救う一筋の光となるのか。

【感想】
日曜日の『TOKYO MER~走る緊急救命室~』からのこれ。
しかもこっちも救命救急寄り。
医療大国ニッポンかなって(笑)

『TOKYO MER』は圧倒的なキャラクター性を持っていた喜多見チーフの下、
「患者の命を救うこと」に特化していた。
『ナイト・ドクター』はちょっと方向性が違って、
5人の若者の群像劇と成長譚に焦点が当たっていたかな。
だから、『コード・ブルー』っぽさをやや感じる(笑)

もちろん、こちらも運ばれてきた患者は全員助けるという
(特に朝倉美月(波瑠)の)想いはある。
でもそれ以上に、
医者である前の「ひとりの人間として」
どうあるべきかを伝えていた気がする。

母親を亡くした朝倉だからこそ、
助けられる命は何だって救いたいと主張する朝倉。
生まれつき心臓が悪いからこそ、
不公平という状況に敏感で、
自ら運命を切り開くことを望む桜庭(北村匠海)。
美容クリニックをやっていた両親から整形を勧められ、
あるがままの自分に自信が持てずに着飾ってばかりいた高岡(岡崎紗絵)。
患者への配慮が足りず、
起訴されてしまったことで、
患者に寄り添うことを身をもって痛感した成瀬(田中圭)。
技術も知識も十分にあるのに、
一歩踏み出す勇気が足りなかっただけで、
いつもみんなから出遅れていた深澤(岸優太)。

5人とも育った環境や過去の経験、
自分の性格によって生じている問題や壁と向き合い、
乗り越えていく過程は、
青春モノに近い雰囲気も感じた。

さらに、昨今の働き方改革の影響を受けたかのようなメッセージも印象的で。
それは、長い人生の中でやりたいことをひとつに絞る必要はないというもの。
だから、ナイト・ドクターと並行して、
成瀬は脳外科の勉強をするし、
桜庭はビジネススクールに通うし、
キャリアの築き方も現代っぽいなと感じる部分はあった。
だいぶ意識高いなって気もするけど(笑)

なので、舞台は病院だけど、
中身としては医療モノというより、
もっと広い意味でのヒューマンドラマや
キャリアアップドラマとも捉えられるかなー。
けっこう自分と向き合う話が中心だったので、
医療モノに多い緊迫感やスリル、
わかりやすい対立構造やチームワークって要素は薄かったかも。
あと、毎回ポエムで始まり、
ポエムで終わるってのは、
個人的にはなんかちょっと苦手だった(笑)

そして、全話観て思ったのが、
岸優太の演技がとてもよかったということ。

NightDoctor/ - フジテレビ

Night Doctor - オフィシャルサイト。毎週月曜よる9時放送。波瑠、田中 圭、岸 優太、岡崎紗絵、北村匠海

フジテレビ

 

要素がとっ散らかってる印象だった『ボクの殺意が恋をした』

2021年09月12日 23時51分47秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:2/2
 ストーリー:★★☆☆☆
キャラクター:★★☆☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
アクション
ラブコメ
暗殺者

【あらすじ】
男虎柊(中川大志)は、
幼い頃に両親を亡くし、
両親の友人・男虎丈一郎(藤木直人)に育てられた。
ある日、丈一郎は何者かに撃たれて亡くなってしまう。

突然の出来事に柊は悲しみ、混乱するが、
丈一郎と知り合いの刑事・綿谷詩織(水野美紀)から
驚くべき事実を聞かされる。

それは、警察にはSecret Operation Service・通称SOSという
極秘の殺し屋組織があり、
丈一郎はSOSに所属する殺し屋だったというのだ。
そして、彼を殺したのは人気漫画家の鳴宮美月(新木優子)だと告げる。
事件現場付近の監視カメラには、
美月が丈一郎を撃ち、
海に落とすまでの一部始終が映っていたからだ。

しかし、それはフェイクだった。
ある事情で美月に扮していたのは、
実は柊の初恋の相手、葉山葵。
さらに、丈一郎を殺した真犯人は別にいて、
その人物は葵と絡む重大な過去と密接な関係があった。

真犯人の正体とは。
そして、柊や葵を巻き込んだ事件の結末とは。

【感想】
要素がミックスされすぎて、
ちょっとついていけなかった。。。
殺すべきターゲットをいつも結果的に救ってしまい、
しかもボディガードまで依頼されるという
コメディのままでいて欲しかった(笑)

結局、最初からそうなんだけど、
葵を助けしまうのは柊の意志なので、
そもそも大して復讐する気なかったんじゃないかって。
それなのに復讐にフォーカスするから、
ガチなのか冗談なのかわからなくて。。。

しかも、真犯人は別にいて?
死んだ人は死んでなくて?
っていう、後からどんどん要素が足されていくから、
ちょっとお腹いっぱい。
しかも、葵は柊の初恋の相手って、
小学校のときの気持ちを
いつまで引きずってるんだっていう違和感。

サスペンス路線に持っていきながら、
コメディ要素もありーの、
ラブストーリーも入れーので、
途中からよくわからなくなっちゃった。
最終回とかもう無理矢理風呂敷を畳んだ感(笑)

あと、キャラクターも謎めいていたのが、
この物語に入り込めなかった一因ではあるかな。。。
まずは、デスプリンス(鈴木伸之)の意味不明さ(笑)
『ルパンの娘』の円城寺さんを彷彿とさせるキャラだけど、
葵を狙っていたのが、
いつの間にやら恋心に変わっていたのが謎。

途中から出てきた莉奈(松本穂香)も、
キャラ自体は不思議ちゃんだけど、
物語上必要だったかなっていう。
もはや中川大志といっしょにいるのを見ると、
「auのCMでは?」って思うほど(笑)

他にも、『キングスマン』や『ベスト・キッド』などの
洋画の要素もあったけど、
"形だけ"だったからあまり見映えせず。。。

第9話で、
柊と葵はいっしょにいると、
お互いに「殺そうとしたこと」と
「殺されそうになったこと」を思い出すから
離れ離れになる選択をしたはずなのに、、、
結局くっついたな。。。
そんな割り切れるものだろうか。

総じて、いろんなものを入れ込みすぎて
よくわからなくなってしまったというのが
正直なところでした。。。

ボクの殺意が恋をした|読売テレビ・日本テレビ系

中川大志 主演!身体能力100点 ルックス100点 でも、殺しの才能0点。最高に“間が悪い”殺し屋が、標的を殺すどころか恋しちゃう⁉殺意と恋...

ボクの殺意が恋をした|読売テレビ・日本テレビ系

 

喜多見チーフのキャラクターが圧倒的かつ医療従事者たちへの最大限の賛辞ドラマだった『TOKYO MER~走る緊急救命室~』

2021年09月12日 23時48分35秒 | ドラマ
【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位:1/1👑
 ストーリー:★★★★★
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★★
    音楽:★★★★★

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
医療モノ
救急医療
型破りの医者
恩を仇で返す

【あらすじ】
事故・災害・事件の現場へと駆けつけて、患者を救うために発足した救命救急チーム“TOKYO MER”。

チームメンバーは7人。
チーフドクターの喜多見幸太(鈴木亮平)、
研修医・弦巻比奈(中条あやみ)、
看護師・蔵前夏梅(菜々緒)と
ベトナム人看護師・ホアン・ラン・ミン(フォンチー)、
麻酔科医・冬木治朗(小手伸也)、
臨床工学技士・徳丸元一(佐野勇斗)。
そして、厚生労働省の官僚であり医師の音羽尚(賀来賢人)。
その誰もが救命医療のスペシャリストたちだ。

大規模な事故や災害が起きると、
チームは現場へと急行する。
自分たちの危険は顧みず、
常に被害者の命を最優先するメンバーたち。
時には、複数の患者を危険極まりない事故現場で
オペをするという前代未聞な行為も。

特に喜多見はその意識が顕著で、
過去にはテロリストを救ったこともある。
それがやがて大きな悲劇につながるとことも知らずに。。。

TOKYO MERの解体を目論む勢力もある中、
果たして彼らの運命は。。。

【感想】
今季最初の最終回。
そして、個人的には今季一番面白いドラマだった。

緊急性の高い大規模な事故や災害。
現場に急行し、
多くの患者の治療に当たるTOKYO MERのメンバー。
その緊迫感あるストーリーは、
それだけでスリリングな体験ができた!

しかも、キャラクターの描かれ方も秀逸で。
決めゼリフじゃないけど、
「医師の喜多見です〜」ってのは、
聞くだけで安心する力があったよね。
彼の真っ直ぐかつ情熱にあふれたリーダー像は、
上司に欲しいと思った人も少なくないのでは。

喜多見チーフのよかったところは、
大胆な行動力と的確な判断力、迅速な決断力。
敵でも救うことを厭わない明確な医師としての役割を貫く姿勢。
それ以上に、弱音、悪口、愚痴、不満などの
ネガティブ発言を一切しなかったこと。
どんなに嫌な人がいて、
途中までいがみ合っていたとしても、
「あなたが協力してくれたおかげです」
とポジティブに相手を褒める姿勢は素敵だなと思った。
そんな背中を見ているから、
チームのメンバーも育つんだよなあ。

それだけに、妹の鈴香(佐藤栞里)が
爆発の犠牲になったときは涙なしには観れなかったね。。。
あれだけポジティブの塊だった喜多見チーフが
絶望のどん底に陥ってしまって。

そこがこのドラマの一番の見どころだったと思う。
これ、毎週「死者は……ゼロです」
と清川標(工藤美桜)が報告するのがお決まり。
毎週数字を報告するから、
勘のいい人は「これ絶対どこかで死者1名ありうるだろ」って思ったはず。
僕はTOKYO MERのメンバーの誰かかなって予想してたんだけど、、、
まさかの最終回直前にて、
しかも喜多見チーフの妹っていう。。。
"0"以外の意味がない状況が、
ついに"1"になってしまう衝撃は大きい。
ここまで数字を意識したドラマもそうはないんじゃないかな。

『ワンピース』や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』もそうなんだけど、
"完全敗北"がある物語って面白い。
どん底からの復活劇が映えるから。
あんまり日本のドラマでそこまで大きな敗北ってないんだけど、
このドラマはそれをやってのけた。
だからこそ、ここまで印象深い作品に仕上がったのかなと。

音羽先生のキャラクターも好きだったなー。
最初はTOKYO MERの解体を目論む勢力からの差し金だったからね。
常にみんなから一歩引いたところにいて。
『鳥人戦隊ジェットマン』(1992)の
ブラックコンドルを彷彿とさせる役どころがハマる要素だった。
でも、彼は彼で目指すべき医療の形があって、
実はメチャクチャ日本の未来を考えているっていうギャップに萌えたよ。
第1話の最後に、
喜多見チーフと握手しなかったから、
最終回ではするかなと思ったけど、しなかったね(笑)

世界は今コロナ禍真っ只中。
医療従事者の方々の働きには感謝してもしきれない。
このドラマは、
そんな医療従事者を主軸にして、
彼らの苦悩と葛藤、あるべき姿、果たすべき役割をかっこよく描き、
それらに対する最大の賛辞を贈っていた。
濃厚かつテンポのよいストーリーに、
個性的なキャラクターが加わって、
本当にハリウッド映画並みの感動と興奮があるドラマだった。
やっぱりエンタメには、
現実を応援する力があるということを改めて感じたよ。

TBSテレビ「日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』」

TBSテレビ 日曜劇場『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』の公式サイトです。毎週日曜よる9時放送。主演・鈴木亮平。共演は賀来賢人、中条あ...

TBSテレビ

 

2021年夏ドラマの面白かったランキング/第1話時点(10本鑑賞)

2021年07月19日 20時21分59秒 | ドラマ
1. TOKYO MER(TBS)
2. 家族募集します(TBS)
3. ナイト・ドクター(フジテレビ)
4. プロミス・シンデレラ(TBS)
5. ボイスⅡ 110緊急指令室(日本テレビ)
6. 緊急取調室(テレビ朝日)
7. 彼女はキレイだった(日本テレビ)
8. ハコヅメ(日本テレビ)
9. 推しの王子様(フジテレビ)
10. ボクの殺意が恋をした(日本テレビ)

『TOKYO MER』は、
自ら災害や事故現場に急行する救命救急隊のドラマ。
衣装がちょっと色分けされていたり、
特殊改造車両があったりと、
戦隊ヒーローっぽい感じがして好き。
物語のスピード感と、
わかりやすい対立構造も、
ドラマの面白さを引き立てていると思う。

『家族募集します』は、
涙ちょちょ切れるホームドラマ。
家庭間の絆が希薄なこの時代に、
昭和らしい近所の温かさを
現代風によみがえらせようとしているところに感動。
シングルマザー、シングルファーザーの方には、
より一層共感できそうな設定。

『ナイト・ドクター』は、
『TOKYO MER』と同じ救命救急なんだけど、
こっちは青春群像劇って感じ。
メンバーそれぞれの抱える悩みを
1話ごとにフォーカスすると同時に、
みんなの成長譚を楽しむことができる。

『プロミス・シンデレラ』は、
令和の道明寺司と牧野つくしが出ているラブコメ。
金持ちイケメン高校生に振り回される
アラサー女子っていう設定だけど、
そのヒロインが肝の座った感じで、
意志と腕っぷしの強さが面白い。

『ボイスⅡ』は、
ハードな刑事モノで、
2019年のドラマのシーズン2。
今季の中では唯一、
ダークでバイオレンス。
第1話からすでにクライマックス感あって面白かった。

『緊急取調室』は、
刑事モノでありながら取調にフォーカスしたドラマで、
今回でシーズン4。
刑事として当たり前のことを
きっちりやるっていうシンプルさの中に、
自分の信念と正義を詰め込んで、
感情むき出しで職務に当たる姿が見ごたえある。

『彼女はキレイだった』は、
韓国ドラマのリメイク。
かわいかった少女が冴えない女性に、
気弱でいじめられていたぽっちゃり少年が
シュッとしたイケメンに成長。
廃刊の危機にある女性誌編集部において
上司と部下の関係になるものの、
男の方は毒舌全開のサイコ野郎。
ただ、副編集長役の中島健人の顔が若すぎて、
ちょっと合ってない気も(笑)

『ハコヅメ』は、
交番に勤務する2人の女性お巡りさんの話。
『ナースのお仕事』の警察版という感じで、
ゆるふわっとしてはいるけど、
先輩役の戸田恵梨香の役どころがいいメンターって感じで、
こういう人新卒のときにいてくれたらよかったなって思った。

『推しの王子様』は、
令和の『きみはペット』のようなドラマ。
ゲームアプリ会社の女性社長が、
空から降ってきた自分の推しキャラに似ている
イケメンくんを育てる話。
そのイケメンくんを演じている
渡邊圭祐の顔がキレイのなんのって。

『ボクの殺意が恋をした』は、
暗殺者を題材にしたコメディ。
父親変わりだった人を殺された復讐に、
主人公がとある女性漫画家を暗殺しようとするも、
偶然が重なってボディガードとして雇われてしまうことに。
設定は面白いのだけど、
ツッコミどころが多すぎて、
今のところそんなにハマれない(笑)

と、このようにプライムタイムのドラマは、
相変わらず刑事、医者、ラブコメです(笑)

年下イケメンを育てる令和の『きみはペット』だった『推しの王子様』(第1話)

2021年07月15日 23時56分14秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位(第1話時点):9/10
 ストーリー:★★☆☆☆
キャラクター:★★★☆☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
女性社長
調教されるイケメン
きみはペット

【あらすじ】
日高泉美(比嘉愛未)は、
乙女ゲームを手がけるベンチャー企業
『ペガサス・インク』の代表取締役社長。
4年前に起業した彼女が最初にリリースした乙女ゲームが、
彼女の理想を詰め込んだキャラクター・ケント様と恋に落ちる
『ラブ・マイ・ペガサス』だった。
このゲームが異例の大ヒットを記録し、
泉美は一躍、
新進気鋭の経営者としてもてはやされることに。

しかし、プライベートでは、
ここ何年も恋愛をしておらず、
もっぱらケント様に夢中。
週に1回は必ず、仕事を忘れて
『ラブ・マイ・ペガサス』に没頭する日を設けているほど。
また、『ラブ・マイ・ペガサス』に続く
次回作の制作にも苦心していた。

そんなある夜、
泉美の目の前に、
いきなり空から男が降ってくる。
借金取りから逃れるために
歩道橋から飛び降りた
その男・五十嵐航(渡邊圭祐)の顔を見て
驚愕する泉美。

何とその容姿は、
ケント様にそっくりで……。

【感想】
自分の作ったゲームキャラに
顔がそっくりなイケメンを一人前の男にするという、
金持ち女の道楽じゃんかっていうドラマ(笑)

"推し"があるからこそ人生は輝く
というメッセージ性はよかったものの、
やってることはただのイケメンの調教なんだよな(笑)

でも、それは遊びでやっているわけじゃない。
航に夢も希望もないのは、
推しがないから。
その姿は、
かつて乙女ゲームと出会う前の
無気力だった自分と重なる。

だから、彼女は航を育てようと決心した。
彼の居場所を用意し、
彼の人生を変えてみせると。
それはきっと、
昔の自分を救ってあげたい
という想いもあるんだろうな。

とはいえ、自分の好きなゲームキャラに顔が似てなかったら、
絶対そんなボランティア精神沸かなかったと思うから、
やっぱり8割趣味だと思う(笑)

ここ何年か女性に人気の乙女ゲームを題材にしてはいるけど、
オタクの「わかるぅ」を刺激するというよりは、
単にオタクを出汁に使ったラブコメってところかな。
でも、渡邊圭祐は本当にきれいな顔してるから、
ファンにはたまらないドラマになるかもしれない。

どうせなら、2人が出会った直後、
泉美が酔って倒れたときに
ゲロゲロ吐いて欲しかったし、
翌朝目覚めたら素っ裸で
「ゲッ!パンツ履いてない!久しぶりのリアル情事がこれかよ!」
ぐらいのパンチは欲しかった(笑)

ちなみに、元は深田恭子が主演だったらしいけど、
病気の療養のために比嘉愛美が急遽代役に立ったとか。

推しの王子様 - フジテレビ

推しの王子様 - オフィシャルサイト。毎週木曜よる10時放送。出演:比嘉愛未 渡邊圭祐

フジテレビ

 

MCUに無限の可能性を与えた『ロキ』

2021年07月15日 20時38分06秒 | ドラマ


【個人的な評価】
 ストーリー:★★★★☆
キャラクター:★★★★★
    映像:★★★★☆
    音楽:★★★★☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
マーベル
スーパーヒーロー
アベンジャーズ
マイティ・ソー
ロキ

【あらすじ】
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の劇中にて、
2012年のニューヨークの戦いで、
その時間軸に生きるロキ(トム・ヒドルストン)が
四次元キューブを手中に逃亡。

しかし、途中で「時間変動機関(Time Variance Authorty)」、
通称"TVA"に身柄を拘束される。
そこで己の歩むべき未来を見せられ、
混乱するロキ。
そして彼には"ある話"が持ちかけられる。

別の時間軸を生きる"変異体"と呼ばれる存在。
どうやら、ロキの変異体がある事件を引き起こしているため、
それを捕まえるために協力して欲しいとのこと。

ロキを捕まえるためにロキの力を借りる。
何とも不思議な話だが、
捜査に協力したロキは、
やがて自分の内面と向き合い、
この世界の真実を知ることになる。

【感想】
最終回、まさかすぎた。
あんなに謎を残したまま終わってしまって。
そうしたら、シーズン2があるというサプライズ!

今回のドラマは、
あの裏切りが十八番のロキを主人公に、
自らの変異体の追跡およびマルチバースへの扉を開く物語だった。
ヴィランとしてアベンジャーズの前に立ちはだかった彼が、
いろんな時代を行き来しながら、
自分の変異体であるシルヴィと行動を共にすることで、
己の内面とも向き合うという濃厚な人間ドラマ。

しかも、ロキがシルヴィに恋をするというロマンもある。
これ、見方を変えれば、
ロキが自分自身に恋をするっていうことでもあるんだよね。
だって、シルヴィは別の時間軸のロキなんだから。
それって、ロキが自分の存在を容認し、
自分を愛するってことに他ならないから、
彼にとっては自己愛を深める冒険でもあったんだよな
って思うと感慨深い。

これまでのMCU作品の中では、
ド派手なバトルは少ないものの、
キャラクターの深堀りという点で
十分に楽しめる内容だった。
ただ、ストーリー自体はやや難解なので、
各解説ブログなんかを読むといいかもしれない。

それにしても、
このドラマは今後のMCUに無限の可能性を与える、
まさに要となる作品だろう。
ロキは『ドクター・ストレンジ』の続編にも出るという話もある。
その『ドクター・ストレンジ』の続編は、
『ワンダヴィジョン』から直結する話。
さらに、ドクター・ストレンジ自身は
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも出るらしい。
こういうところだよね、
過去のスパイダーマンが全員出るのでは
って噂がまことしやかにささやかれるのは。
マルチバース万歳。

そして、今回のラスボスであった"在り続ける者"、
これは原作でいう征服者カーンではないかとの情報もあり、
彼は『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』にも登場するとのこと。
『ロキ』から一気に加速するじゃんか。

このドラマ、
観ておかないと、
フェーズ4以降の波に乗れないかも(笑)

マーベルドラマ『ロキ』公式サイト|ディズニープラス公式

マーベル・スタジオによるオリジナルドラマシリーズ『ロキ』(原題:Loki)公式サイト。ソーの義弟、ロキ(トム・ヒドルストン)が主人公のドラマ...

Disney+ (ディズニープラス)公式

 

令和の道明寺司と牧野つくしだった『プロミス・シンデレラ』(第1話)

2021年07月14日 00時33分14秒 | ドラマ


【個人的な評価】
2021年夏ドラマで面白かった順位(第1話時点):4/9
 ストーリー:★★★☆☆
キャラクター:★★★★☆
    映像:★★★☆☆
    音楽:★★★☆☆

【以下の要素が気になれば観てもいいかも】
ラブコメ
御曹司の高校生に振り回されるアラサー女子

【あらすじ】
つつましく、専業主婦として幸せに
平穏な暮らしをしていた桂木早梅(二階堂ふみ)。
しかし、結婚1年足らずのある日、
突如として夫の今井正弘(井之脇海)から
「他に幸せにしたい人ができた」
と一方的に離婚を切り出されてしまう。

早梅はそのショックから家を飛び出すものの、
スリに有り金をすべて奪われ、
バツイチの無一文、無職、宿無しになってしまう。

そんな早梅が公園で野宿生活を始めて数日後、
目の前に金持ちのイケメン高校生・片岡壱成(眞栄田郷敦)が現れる。
彼は高級老舗旅館「かたおか」の御曹司で、
後継ぎの兄・成吾(岩田剛典)とは対照的に、
性格も素行も極めて悪い。
崖っぷち状態の早梅に興味をもった壱成は、
彼女で暇つぶしをしようと自分の屋敷に連れて行く。

壱成から、
ただで泊めてやる代わりに
“リアル人生ゲーム”をやろうと持ち掛けられる早梅。
サイコロを振って、
出た目のミッションをクリアすれば
賞金をゲットできるというものだ。
悪趣味なゲームに早梅は腹を立てるが、
とある事情で背負ってしまった借金返済のため、
参加せざるを得ない状況に。

最初のミッションは
「セレブパーティーで主役に恥をかかせたら20万円」。
片岡家に長年仕える執事・吉寅英ニ(高橋克実)の手回しで
美しく磨き上げられた早梅は、
壱成にあるパーティーに連れて行かれ・・・。

【感想】
まったく期待していなかったら、
第1話はけっこう面白かったっていうこのドラマ!
崖っぷちのアラサー女子が、
御曹司のイケメン高校生に振り回されるっていう設定は、
女子の妄想感ハンパないんだけど、
早梅のキャラの振り切り方がよかった!

壱成に媚びることなく、
果敢に向かっていき、
ひたすらボコるっていう肝の座りっぷり。
彼が御曹司だと知った後ですら、
そんなことはおかまいなしに自分の意見をぶつけまくる。
あれ、このキャラクター、どこかで。。。
『花より男子』の牧野つくしでは(笑)
まさに雑草魂全開ですよ。

そもそも壱成もね、
御曹司で素行が悪くて、
ゲームと称してか弱い生徒をこき使ってるっていう、
これまた道明寺司を彷彿とさせる性格。
今のところ、
彼ほど漢気があるかどうかはまだわからないけど(笑)

第1話で面白かったのは、
とにかくあのパーティーシーンでしょ!
早梅はシャンパンを頭からあびせられ、
壱成は顔面に誕生日ケーキぶつけられ、
もうしっちゃかめっちゃか。
まさかここまでやるとは思わなかったから、
思わず吹いたわwww

この若干『花男』感あるドラマ、
今後が楽しみだ。

火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』|TBSテレビ

TBSテレビ:火曜ドラマ『プロミス・シンデレラ』の公式サイトです。

TBSテレビ