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日本の黒マグロが初めて北京へ

2008-01-26 | Weblog
 日本の美味しい食べ物を外国に紹介するのはいいことだろうし、金持ちの中国人に売ればもうかるのかも知れませんが、本当にいいことなんでしょうか。今でもマグロは世界中で奪い合いになっていて、資源も減少し、値段も上がっているといわれています。

 中国の巨大な胃袋が新鮮な海産物に目をつけると、ますます資源不足が加速するでしょう。日本の食べ物は日本へ来て食べてもらうようPRするのが、一番いい方法だと思うんですがね・・・。

 重さ45キロの黒マグロが、短時間のうちに見事な包丁捌きで解体され、続いて料理人が寿司と刺身にし、現場の観衆が味わった。日本の「長崎鮮魚」が展示即売会を北京市の食品スーパーで開き、日本近海の汚染されていない新鮮な水産品を当日の便で空輸し、北京市民の食卓に送った。

 その内、マグロの中の王様、黒マグロは初めて北京に現れた。最も値段の高い腹部のトロはキロ1,500元、安い部分でも700-800元はしたが、100人以上の客が味わって購入した。1時間余りで、45キロのマグロはほとんど売り切れた。


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