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春節廟会に、ホワイトカラーにお見合いの場提供

2007-02-18 | Weblog
 今日は中国では春節ですので、関連した話題です。廟会というのは日本で言えば縁日になるんでしょうか、玩具やお土産、アクセサリーの店、それにずらりと飲食店が出て、とても賑やかです。

 中国でもブライダル産業は盛んですが、次々と新しいところに目をつけるものだと感心します。ここでは「見合い」と訳しましたが、「出会い」の方がいいかもしれません。

 春節期間、8日間に渡って見合いの場が地壇公園に設けられ、多くの独身者が公園北門に集まるのを待っている。結婚恋愛サイトである世紀佳縁の責任者によると、申込者は多くが高学歴のホワイトカラーだという。

 このサイトによると、現在500万人の会員があり、3年来、すでに56万人がここを通してベターハーフを探し当てたという。会員のために面会のチャンスを作るのがサービスの重要な内容で、独身者の日、バレンタインデーなどには参加者が数千人になるという。

 春節に一家が集まると、成人した子供の結婚問題が話題の焦点になる。申込みをした中には、20歳過ぎの大学生から、還暦の老人まで、自分の相手を見つけたい人から、子供や孫の相手を見つけたい父母や祖父母もいる。主催者は広大な会場を用意し、独身パーティ、8分間交友、父母のお見合い会、中高年のバラの契りなど多くのテーマ会場を準備している。