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どこへでも痰を吐く悪習をなくすための措置

2007-02-14 | Weblog
 確かに「痰を吐く」のを見ることは減ったように思いますが、なくなったわけではありません。あの「グォェーッ、ペッ」という音を聞くと、気持ち悪くなります。他にも、「手鼻をかむ」のを、特に地方ではよく見ますが、これも気持ち悪いですね。特に中国人の場合、挨拶は握手ですから・・・。

 市民の文明的素質と都市の文明の程度を高めるために、北京市は今年、6つの方面から重点的に「どこへでも痰を吐く」という頑固な悪習を取締る。その中には、公共場所に「痰入れ袋」を準備し、ゴミ箱の配置を合理化し、「最高罰金50元」の執行率を高めるなどの具体的措置が含まれる。

 首都文明事務所の責任者は、「大規模な調査結果では、2006年の本市の『どこへでも痰を吐く』率はそれまでの半分になったが、それでも10%を超えている。『どこにでもゴミを捨てる』と同じく、『どこにでも痰を吐くこと』は人々が文明的な行為でないと認めるようになった」という。