明日香の細い道を尋ねて

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理想スイング2023(16)切り返しのタイミング、これで解決!

2023-07-17 18:36:00 | 今日の話題

私の場合、ポイントは腰の回転と上体の脱力だった。きっかけはバックスイングのトップを「アップライト」に変えることから始まったのである。

1、バックスイングで右足を踏み込む

元々私はバックスイングをイン側に引きすぎる傾向があり、よく言う「手で上げて」いる形になってしまっていた。ある時ドライバーを振って飛距離を計測器で測っていたら、「トップをアップライト」にした方が断然飛距離が出たのである(飛ぶようになったというより、やっと普通になったというべきか)。それでトップの位置を確認しながら上げる練習をしていたら、何と「切り返しのタイミング」までもが劇的に良くなったのである(ちょっと感動!)。

実はCSの内藤雄士「あすゴル」を見たらドンピシャのお題だったので、フムフム頷きながら眺めていたがその中で、バックスイングは「まず右足を踏んで開始する」と解説していた。「これは使える!」と有り難く頂いて私のスイングに取り入れることにした。下半身始動のコツは、「重心をチョットだけ動かす」ことから始めるのが良い(と思う)。

先ず改善点は「トップの高さ」だ。自分のスイングをビデオを見てみると、トップの位置が「やや低く」、ほぼ手首が「右肩の高さ」位にしか上がっていないのがハッキリと見てわかる。その結果、クラブはインサイドアウトの軌道にはなっているが、若干「右後ろから前に振り出し」ている形になっていた。実はこれが私のスイングの最大の難点「シャンク」の直接の原因だった(やっと原因が分かった!)。先生達ももうちょっとボールに近くアドレスしろと言うが、治すのはアドレスではなく「スイングプレーン」だと私は今は思っている。スイングプレーンが正しくなって来れば、自然とアドレスも体の近くになる筈だ。

2、バックスイング中は胸を意識し、「肩から先」は完全に脱力すること

まず腰から上、特に「胸郭と肩を回転させる」ことが大事だと思う。そして、腕と手首には「絶対に力を入れない」こと。左腕は軽く伸ばして胸の回転で上に上げ、右腕は右肩の付け根から90度の角度の位置まで上げる。これで私にしてみれば相当な高さまで上がっている事になる(つまり普通になった訳だ)。

今までのトップの高さだと「自分から」振り出さないとクラブが下りていかなかった。これがトップをアップライトにする事で「黙っていても」クラブが下りてくるようになる。つまり、手首に力を入れなくても「クラブが勝手に下りて来る」ようになったのである。これは「キャスティング」という、アーリーリリースの原因と言われている動作を防止することにもつながるから、一石二鳥だ。

3、トップから切り返しを繰り返し練習する

クラブがアドレスから水平の位置辺りに来たら、今度は早めに「左足」を軽く踏み込む。クラブを右に上げ始めたら「直ぐに踏み込む」位の感じである。「左肩越し」で球を見る位に上体を半身に捻る感じで、決して上体の軸を「左にスエーさせない」こと。踏み込み時に上体がブレなければ、上下の捻転はスムーズに出来ている。

それからしっかりと左足に体重を乗せ、腰を引いて「下半身はターゲットに向いて」回転を始める。だが、上半身は同時に「左手を更に上に伸ばし」てトップまで持っていくこと。この逆の動きで上半身と下半身の「ネジレ」がMAXになり、飛距離も最大となる。但し、まだこの段階では左腰を引く動作は「軽く」行う。まだ切り返し動作に入っていないから、体全体には力は入っていない状態がベストだ。

切り返しのタイミングは、クラブが最高点に達したその時に左足を伸ばすと同時に「上体を左肩を下に折り曲げ」て開始する。この形を徹底して身体に覚え込ませることが「最も大事」である。今まで書いた動作は、すべて最終的には「この形」を意識して行わないとスムーズには行かないと思う。自宅でトレーニングでいるので、これは飽きずに毎日やりたい。

スイングがどうこう言っても、とにかくこの「切り替えしの形」が出球の良し悪しを決める、と言っても過言ではない。切り返しで「右足の上にお辞儀をする」と言っていたのは「あの蝉川泰果」である。お辞儀をした時点でクラブはもう水平の位置まで下りている筈だ。ここまで腕や手首は一切力を入れてない事に注意したい。胸からお辞儀して体全体が「地面を捉える」感覚になれば、切り返しは完成だ。

そこで2、3日、自宅でテレビを見ながら「切り返しの動き」を練習していたら、突然「左尻と左腰が分離」して、逆方向に動いたのである!。思わず「おおっ、これが理想スイングなのか?」と叫んでしまった。初めて味わった感覚である。こういう体験の積み重ねが、スイングの進化には大事じゃないかな。

4、インパクト

まあ今回は切り返しが中心だから、その後のインパクトまでは多分手は回らないと思っている。がとにかく、インパクトが「スイングの目的」であるのは間違い無いので、インパクトもいい加減には出来ないのだ。で、お辞儀をしたら左股関節の上で最大速度で右足と上半身を「軸回転」し、左足を伸ばして運動量をクラブのヘッドに集中されながら、右肩を左足の爪先に向かって「グイッ」と押し込む動作までをワンセットとして、何度も繰り返すことにする。

以上、今回は私なりの「切り返しのタイミングの取り方」を書いてみました。皆さんのご参考になれば幸いです。



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