明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

雑談倶楽部(3)熊本県議の見識と民主主義

2022-09-13 16:17:19 | 今日の話題

甲子園で喫煙飲酒を咎められた熊本の議員。釈明が2転3転して、権威も何もあったもんじゃない。もはや地に落ちた議員の良識。この地滑り的堕落の流れを断ち切るためには、どうしても「毅然としたルール」作りが必要不可欠である。議員たるもの、何よりもまず「己の言ったこと」に責任を持つ、というのが最低限のルールだ。

ではそのための規則をどうするか?

① 自分のやったことについて、いつ如何なる時でも「嘘をついたら」即議員失職。その後「7年間」は立候補禁止とする。これは重大な過失であるから、罰としては相当に重いものとすべきである。

② 議員の本職である政策や方針について、前に言ったことと「違う」ってなった場合も、即議員失職とする。なぜなら有権者は政策や方針を信頼して投票したのだから。考えが以前と変わったのであれば、一旦下野して再度信を問うべきである。よって、その後「1年間」は立候補禁止とする。

③ 個人のプライバシー以外の公の事実について、市民の質問に「はっきり明確な回答をしなかった」場合も即議員失職。その後「3年間」は立候補禁止とする。公文書改竄疑惑など、回答を有耶無耶にしたり「記憶がない」とか訳が分からないボケ発言で誤魔化そうとした場合も、同様に議員失職である。覚えていないのは「公務員失格の最たるもの」であるから、誰であろうとも即刻辞職にするべき。

以上でどうだろうか(私は本気で言っている)。とにかく、自分の発言に責任を持たない議員が多すぎるのだ。当の議員の発言がこれらのどれに該当するのかの判断は、「専門の審判員7人=いわゆる神セブン」が3日間審議して、多数決で決定する。この審判員の選挙は国民投票で選出し、毎年大晦日に改選して「国民の一大イベント化」を目指すと良い(多分投票率は衆参議員投票より多いんじゃないかな)。この「天下のご意見番」は一般の司法と違って、国会・市町村議会の議員のみを対象に審査する。

こうすればあからさまに嘘をつく議員は当面「いなくなる」だろう。嘘をつかずに悪事を働くことは不可能だから、世の中も少しはマシになると私は考えている。また、これによって嘘をつくことが如何にトラブルの元になっているかが全国民に知れ渡り、中学高校はたまた幼い子供も「嘘を付くと大変なことになる」と理解して、成長するにしたがって「いずれ世の中から嘘がなくなる」のでは、と期待している。それに、嘘をつかずに暮らすって、実は「とても健康な生き方」でもあるのだ。

嘘は百害あって一利なし、または、嘘は百薬の長、である(お粗末様でした)。


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