明日香の細い道を尋ねて

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ゴルフ練習日誌 11/26/2023(40)ハンドファースト再挑戦(6)ようやく形が出来てきた

2023-11-26 17:20:00 | スポーツ・ゴルフ

今まで「ハンドファーストに打つ」を目標として必死に練習してきましたが、紆余曲折いろいろあった末、ようやくスイングの形がぼんやりとですが見えて来たと思います(自己分析です)。というのも昨日偶然に試してみた動作が「最後の難問」を解決してくれたからでした。今まで散々やろうとして出来なかったことが、一つのヒントで「あっさり解決する」という目からウロコが起きたのです。上達とは偶然の産物なんですねぇ。ひたすら練習に明け暮れるだけではダメということでしょうか。ちょっとしたコツですが、知らないと「永遠に気が付かない」なんてこと、よくあります。今回もそんな「上達のヒント」がいくつか見つかりましたので、書いてみたいと思います。

1、バックスイングで頭を動かさないコツ
今まで私はどちらかと言うと右に体重を乗せよう乗せようとしていました。これはインパクトに向けてクラブを「右から左へと加速」させて勢いをつけようという魂胆です。ゴルフは球を左へ飛ばす競技なわけですから、これはある意味「自然」な考えですね。しかし左右のブレ幅が大きくなると打点の正確性が失われます。そこで私の癖である「右へのスエー」を嫌がって頭を固定しようとするのですが「フッと気を抜くと」すぐまた元に戻って動いてしまうことに悩んでいました。頭を固定しようとしても「原因」を直さなければどうしたって動いてしまうわけです。ところが昨日の練習で頭は「軸の中心では無い」ことにハタと気がついてから、逆に頭は動かなくなりました。

〇 軸の中心・起点は「左右のお尻」だと思います(私の考え)。

バックスイングで「右のお尻」を引いて位置を固定し、切り返しで今度は左のお尻を引いて「同じ位置に入れ替える」、というのが今回取り入れたスイングの基本です。これがキチンと毎回所定の位置に収まってくれれば、スイングの半分は既に出来上がったも同然と思っています(今のところ)。

それで実際の動きは
① 右のお尻を左のお尻の後ろに引く
② その時点で体全体は少し「くの字」になってお尻を突出す感じ
③ 左膝は少し曲げて左脚に体重移動しながら体を倒し
④ それから左のお尻を右のお尻の位置まで引き下げて切り返し
⑤ 同時に、右腰を目標方向にグッと突出す
⑥ その時に左広背筋の伸びを感じて回転を開始
⑦ 胸は下に向けたまま右足の上に「お辞儀」する(蝉川太河談)
以上です。

2、軸回転の軸はどこ?
よく「軸を意識して」と言われるが、では「軸」はどこにあるのでしょうか。レッスン書には背骨だとか首の付け根を通る線だとか、大体「アドレスで意識する」ように書いてあります。しかしこれでは私は上手く軸を意識することが出来ませんでした。アドレスの段階で軸を意識すると、バックスイングがぎこちなくなってしまうのです。むしろ前述したように「スイングの途中」、つまりバックスイングの途中にお尻の位置が決まった段階で「軸は出来上がる」と考えた方が楽なのです。動きの中で出来上がった軸を中心にした方が、体の動きがスムーズになります。

で、軸中心に体を高速回転させる為には、しっかりと「動かない軸」作りが必要なのは勿論です。そこで出来上がった軸の起点である「左のお尻」から、「左広背筋」を通って「左肩」に抜ける一本の線を「固定軸」と考えました。この軸をスイング中ずっと「意識」し続ける事で、スイングは格段に安定すると思います。それがこの間の練習で「ほぼ実感することが出来」ました(万歳!)。後はこの軸を意識しつつ、どんどん「回転を高速・強化」することだと思います。

〇 軸は最初は体の中心ではなく「左側」にあって、インパクトの時点でお尻と頭とを結んだ「回転軸」が完成する感じです。

フィギアスケートでもジャンプする瞬間は軸はまだ出来てなくて、「途中から」軸に向かって力を出すことで回転が始まるのと一緒だと思います。つまり、軸が体の中心から外れていることで、逆に「回転する強い加速力」が生まれるのじゃないでしょうか(私の考え)。

3、左手首に角度を付ける
腰や胸・腕をリズムよく全体のタイミングを揃えながら「ゆっくり」と軸回転して球を打つと、ほぼ「スイングの流れ」が実感出来ます。後は「インパクトの形」を揃えるだけです。が、私にはどうしても越えられない「難関」がありました。それはインパクトで左手首とシャフトに角度を付けることです。他の所がどんなにカッコよく決まっていても、インパクトで手首とシャフトが真っ直ぐになってしまっては、ハンドファーストとは言えないからです。私の場合は「さあインパクト!」と言う段階で左手が止まってクラブが走ってしまい、左手首がリリースされた「惨めなインパクト」になってしまうのです(ああ、どうしたら治るんでしょう?)。

私はインパクトのイメージを「当てる」から「引っ張って飛ばす」ように変えようと散々努力したのですが、今まではどうしても「コツンと当てる」ことから脱却出来ませんでした(昭和ゴルファーのなごり?)。アーリーリリースは多少とも改善しているのですが、まだインパクトの時の左腕とシャフトの角度が「一直線」で、実にみっともないスイングです。本当はインパクトで「左手とシャフトの角度が30度位」になっていれば理想ですね。以前はアーリーリリースが治れば自然と角度もついて来ると思ってましたが、最近はそうでも無いらしいと思って悩んでいました。

それでこないだの練習の時にちょっと思いついて次のようにインパクトを変えてみたわけです。
① インパクトの前に左手を掌屈して
② そのまま手首を固めてリリースせず
③ 左手を止めないでスイングスピードを落とさずに3時の位置まで振り切る
です。
これを先生に話したら「それは良い事です!」と太鼓判を押されました。これが手首を返さずに体の回転で打つ「今風のスイング」だと激賞です(ヤッター!)。というわけで、インパクトのスイングスピードが出ないんじゃないかとちょっと心配は心配ですが、ビデオを見た限りは「左手とシャフトが理想の角度に近づいて」いたので大満足でした。

〇 インパクトでは左の手首はしっかり固めて曲げたまま伸ばさずに、インパクトで止めるんじゃなく「むしろグリップスピードを一段上げて」ヘッドを走らせて球を飛ばす、です。

以上、今回ゴルフパートナーで練習した時に気づいた点を書きました。なお、「軸」を感じながらインパクトでの「左手首の形」を意識して、ゆっくり「スイングの体の動く順番」を確かめながら振ると、すごく練習になります。というわけで、次回からは1時間ゆっくりと形を確認しながら振って、もう一時間は「スピードを上げて振る」練習に入りたいと考えています。

次回は来週月曜日の自主練の結果を見て書こうと思っています。



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