明日香の細い道を尋ねて

生きて行くと言うことは考える事である。何をして何を食べて何に笑い何を求めるか、全ては考える事から始まるのだ。

古都の思い出(暫く振りで続々編)

2017-05-30 18:37:12 | 歴史・旅行
嵯峨野、如何にも古都京都を象徴する華やぎに溢れた場所である。渡月橋のたもとには威勢の良い呼び声と共に人力車が並び、川面を渡る薫風が河畔の桜をそよいで、人々の顔も皆浮きたっている。古くは源氏物語の時代から、やんごとなき貴族の遊び場として風光明眉な土地であったと言う。近くには大沢の池とか大覚寺があり、嵯峨天皇の治世の華やかさを偲ぶことも出来る。さすがに近年は大量の観光客が押し寄せてテーマパークみたいに . . . 本文を読む