この唐突なセレクト・・・まぁさっきまで聴いてて「あっ、これで行くか」と
思いつきのままに。
今となっては「ここまで取り上げる内容が変化した雑誌って珍しい」・・・
まぁそんなMARQUEEなんですが、僕が初めて知った頃はそれこそ泣く子も笑う・・・いや、
良い意味で(笑)超絶マニアック雑誌⇒まぁ所謂Progressive Rockですわ。メインアクトは。
呆れる程に紙面を埋め尽くしたブートレグが今でも脳裏に焼き付くKing Crimsonも
自分たちが勝手に考えた惑星「コバイア」を自分たちが勝手に考えた「コバイア語」で讃え歌う、
きっと○○とかXXの世話になってる・・・(以下自粛)あぁ、えっと
何の根拠もないですよ・・・のMAGMAも、そりゃもう同じ地球で起きてる出来事とは思えないような
アグレッシヴそして尋常ならざる世界観を構築していたBANDの宝庫だった訳ですよ・・・の
80s後半のMARQUEE。
「俺のフェイヴァリットはMAGMAだぞ」の当時バイトの先輩に初めて見せてもらったMARQUEEは
それこそ難解過ぎて・・・でも貪るように、「少しでも知識を得たいなぁ」と、
何ともまぁ学習熱心なヤツだったと自画自賛なんですが、何より実は一番気に入ったのは表紙の
All about Eve・・・と言うより寧ろJulianne Reganだったんですが。
ってか表紙見たいがために買ったくらいだし。当時。
男3人をバックに従えて、フロントで何とも儚げな表情(どんなんだ?)でこちらを見る彼女は
僕の琴線に触れまくり、さらに驚いたのはその後初めて聴いたAll about Eveの音は
間違いなく僕が勝手に抱いたイメージに完璧に符合していたと。
ホントにね、素晴らしい声。あーっと多分過去2億回くらい使われ尽くした
「天使の歌声」とのフレーズ。僕のイメージでは彼女は「女神の歌声」・・・かと。
何つーか、神々しいのですよ。きっと分かる人には分かるかと思うんですが。
1、2枚目はPOPでありながらゴシックな雰囲気も漂わせ、3枚目はPOPと壮大なイメージが
巧く融合したと思いきや4枚目ではギタリストの交代を経てかなりダークな印象
(当時のグランジ辺りの影響も感じさせつつ)へと変貌したりと、まぁ
サウンドの変化はありつつも、Reganの声さえあれば・・・の唯一無比振りは
今でもその音に魅了される最大の理由になっているわけで。うん。
BAND自体は少し前に再結成。マイペースながらも順調に活動中・・・んが
今もって悔やまれるのは、その全盛期に、そしてReganが一番綺麗だった頃(笑)に
Liveを観たかったなぁーとのまぁ当然の痛恨の念ではあるんですが。
Now Listening : Pieces In A Modern Style / William Orbit