タイトル、「夢の競演」って・・・えぇっ?!ダサっ! まぁワザとですが(笑)
最初のG3 Tourが1996年⇒海外のファンが羨ましくて、悶々としてた日々から早くも10年近く・・・
って早っ!を経て遂に日本でも開催ですよG3。
◇John Petrucci
BGMがそれまでの "Rock Classics"から「Yessongs」のオープニングを飾っていた
「火の鳥」彷彿の曲に変わってやや荘厳な雰囲気に⇒メンバ登場⇒17:00スタートって言う、
普段はまず有り得ない時間に開始のJohn Petrucci Band。
ん~多分7弦ギター使用かな?(席、少し遠かったんで)のかなり低音が利いた
ヘヴィ・ナンバーから。最小形態のトリオながら音の隙間は感じさせず、流石に
(超)巧者揃いの演奏。早くも鬼のフル・ピッキング・フレーズが炸裂。
去年のDream Theater@ブドーカンでも感じたけど、実に音が粒ぞろいでキレイ。
そしてあんま動かない(笑)
何つーかね、自分のフレーズを確かめるように、非常に丁寧に弾き切ってる印象。
カメラが入ってたんで「何かあるかな?」と思ってたら1曲終わって
「今日のLiveはDVDになるよ!」とMC。うおおっ!ラッキーな俺(笑)
最近出た彼のソロ・アルバム未聴だったもんで、曲はさっぱり?なんだけど、
オープニングとしては十分にアツい演奏を6曲。4、50分繰り広げてくれた。
◇Steve Vai
キタキタキターーーーっ!!!!!うおおおっ!!!
客電が点いてる内にね、早くもあの「Eat 'em and Smile」アタマのお喋りギターで
"Hello?" なんつって姿も見せないでやっちゃってくれる・・・なんて思ってたら次々メンバ登場⇒
走ってVaiも登場!!ってかもはや脳内アドレナリン大噴出であああっ何が起きてるのか
分からん!!(笑)これだよ!これを待ってたんだよぁああおおふっ!!。
クリーン・トーンのイントロで一瞬何だろ?・・・うぎゃあ!まさかの
「The Audience Is Listening」!!意表突き過ぎ突きまくり突かれ過ぎ。
まさかLiveでこれを聴けるなんて(超感涙)。早くもBilly Sheehanとのカラミも魅せつつ
何が何だか分からないまま怒濤の疾風の如き勢いで終了(笑)
「コルァ!おまいら!今日のLiveはDVDになるぞ。このシアワセ者!」・・・なんてワケはなく
訳訂正⇒「ステキな人達に綺麗なホール。感謝してるよ。今日の演奏はDVDになるよ!
みんなはラッキーさ」ってなカンジ?でMC。
続けて「Are you ready for "Building The Church"?」と新作から1発。
Alcatrazz時代の「Stripper」以来のピアノ式?タッピングでイントロ&ソロのキメ。
盛り上がるわー。
3曲目はJeremy Colson(Dr)とVai、Billyのトリオで「K'm-Pee-Du-Wee」をしっとりと。
Jeremyって詳しくなかったんだけど、調べたらどうもその名前だけはインパクトあって覚えてた
BAND、DALI'S DILEMMAのメンバだったのねー。
所謂テクニカル/プログレッシヴ・メタルってヤツですか?そりゃ上手いわ。
Fire Gardeから「The Crying Machine」。後半Tony MacAlpineとのソロ掛け合い・・・が、
これがよろしくない。MacAlpineの音が聴こえなさ過ぎ。バランス悪過ぎ。
スウィープ+タッピングとか頑張って(笑)弾いてるのに殆ど聴こえてこない。
DVDでは改善されてれば良いけど。
どうせなら7曲めにやって欲しかったけど(笑)続いて「Lotus Feet」。
果てしなく美しい。それだけ。うん。フィード・バックも完璧にキマって最早全身鳥肌ですわ。
ラストは・・・えっとこれ、後で調べてタイトル分かったんだけど
「Get The Hell Out Of Here」。何と「The Elusive Light And Sound Vol. 1」には
ちゃんと入ってたんですが、嗚呼予習不足。で、演奏はこれまた驚愕。
フロントの4人が腕を絡めて四人羽織って言うの?もう有り得ないわ。ホントに(笑)
客席のあちこちから聞こえて来たけど「Vaiってエンターテイナーだよねー」。うんうん。全くね。
常に観客を楽しませることを考えてLiveしてるんだろうな。頭下がります。
と、まだまだ観たい欲求を断腸の思いで断ち切られて終了。単独で来ないかなぁ・・・。
そうそう、Billyの深紅のレザー?エナメル?パンツが眩しかったー。
この辺のセンスが "The Rocker" だよなぁ(笑)
to be Continued...
Now Listening : Symphony No.7 / Ludwig van Beethoven