燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

痛恨の引き分け

2016-04-23 17:45:00 | 我が母校
東京六大学野球の第3節は、優勝を争う4強対決の第1ラウンド。
開幕カードの法政戦を猛打で連勝した慶應義塾の相手は、明治。打線の真価が問われる試合だ。

この試合、打線は最後まで不発。やっぱり格上ピッチャーは、そうそう打てるもんじゃない。それでも8回まで1-0で、逃げ切り勝ちまであと1イニングにこぎ着けたが、9回裏ヒットで出たランナーを2塁に進められたところで、加藤君が、痛恨の2塁けん制暴投!直後にセンターに深いライナーを運ばれ、同点。延長戦にもつれ込み、そのまま1-1で引き分け。
慶應義塾にとってなんとも痛かったのは、7回表の攻撃。ヒットと野選2つ(2つ目は記録上安打)で相手からもらったノーアウト満塁のチャンスで、倉田君がライトへのライナー性の当たり、3塁ランナーはセオリー通りタッチアップの構え。打球は意外に伸びず、ライト前にポトリ。誰もが追加点と思ったら、ライトからホームへの好返球で、なんと本塁フォースアウト!長年野球を観て来たが、外野の前でバウンドした打球で3塁ランナーが帰れなかったのを観るのは、これが初めて。あの場面、ライトが猛然と前進して来た段階で、ハーフウェイに切り替えていれば、なんなく追加点を奪えていたところ。展開的に勝負がもつれる予感は有ったが、案の定という感じ。

加藤君以外の投手力に不安の有る慶應義塾にとって、加藤君が12回完投しても勝てなかった今日の試合は、なんとも痛い!今シーズンをあとから振り返って、あの試合を勝っていれば、という試合になるかも。


試合終了後、慶應義塾野球部メンバーが球場玄関に整列し、熊本の震災への募金を呼びかけ。


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