まさかのヒラタクワガタ♀

競馬中継を見終えて、ちょいと夕寝していたら、ベッド脇のクワガタのケースから、カリカリ木をかじるような音が響いて来て、目が覚めた。その音、幼虫にしてはかなり大きい。しかも、本来、何もいるはずがない、脱走して死んでしまったヒラタクワガタ♀のケースから聞こえて来るような。まさか？と、ケースのふたを開けてみれば、…いました！

(X)

このケースは、昨年の９月中旬に♀を単独飼育に切り替えた時に、移し替えた先のケース。マットはさほど深く敷かなかったが、産卵木は入れてあった。ひっくり返してみたら、産卵木に食痕が残っており、木の中で蛹化～羽化したものと思われる。

いやー、ビックリ！♀の死亡後も、念のためケース内を放置して、たまに霧吹きで水分補充しといたのは、大正解だった。まさに、不慮の死を遂げた♀の生まれ変わり。昨年最も遅く孵化したはずの個体が、最も早く羽化したのにも、ビックリ！！

これで、今年も♀を確保できなかったときの保険は得たが、純栃木の血統には、あくまでこだわりたい。昨年秋に孵化した個体が早くも活動開始してる当たり、♀の自然採取を狙うなら、やはり早めの時期に勝負をかけるべきなのかも。