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燕たちの憂鬱

ここ神宮の杜では、今宵も燕たちの溜息まじりの歓声がこだまする!

最難関突破!

2021-10-19 16:32:00 | 我が母校
東京六大学野球秋のリーグ戦、慶應義塾は、法政クラスターの影響による変則日程のため先週末から5日で4試合の強行軍!かたや相手の法政は、ドラフト指名の2投手が万全の体勢で出て来る。戦前から予想されていた通り、連覇を目指す慶應義塾にとって最大の試練と言える。
あの斎藤佑樹4年時の優勝決定戦の年も、途中立教戦が2試合引き分けで法政戦まで中2日になったことで、法政に連敗したのが後々響いた。今年はなんとか1つ勝って優勝に望みをつないでほしいが、果たして?

法政の先発は、春ノーヒットワンランに抑えられた、三浦君
1回表慶應義塾、この日2番に抜擢された萩尾君のタイムリーで幸先よく先制。



その後2・3回にも2点ずつ追加。試合を優位に進めるも、3回裏に2アウト満塁から今泉君にセンターに弾き返され、3点差。この試合、5回表、福井君の1・2塁間ゴロで抜けるタイムリーで、先に追加点を取れたのが勝利を決定づけた。





再び5点差にすると、7回表、渡部君のレフトへの犠牲フライでさらに追加点。その裏エース森田君を投入する盤石の投手リレー。8回には廣瀬君のダメ押し2ランまで飛び出し、大差がついたことで森田君の登板は7回だけ。8回は渡部淳一君、9回は橋本君が締めて、11―2で完勝。

ピッチャーに不安の有るこの試合、打って勝つしかないと思ってたら、打線が爆発!これで、なんとか慶早戦に優勝がかかることになった。
明日も勝って連勝なら、優勝戦線で俄然優位に立つことができるが、果たして?

首位立教に勝ちきれず

2021-10-18 17:23:00 | 我が母校
優勝を目指すにはぜひとも連勝しておきたい、立教2回戦。

先発は、立教・荘司君、慶應義塾・増居君。
3回裏、そこまで完璧な投球内容だった増居君が、2アウト2塁からつまった当たりながら道原君にセンターに運ばれ、1点先制される!
6回表慶應義塾、この回から替わった栗尾君から連続フォアボールをきっかけに、橋本君のレフト線2ベースで同点。



さらに続く1アウト2・3塁のチャンスで、萩尾君が三遊間タイムリーで逆転!



終わってみれば、慶應義塾の打線がつながったのは、ここまで。1点差で逃げ切るしかなかったが、逆転した6回から投入した森田君が、7回裏2アウトから宮ざき君に痛恨の被弾!結局勝ちきれず、2―2の引き分け。

慶應義塾にとって鬼門は、連戦になる明日明後日の法政戦。法政はドラフトで指名された2人が万全の体勢で先発して来る一方、こちらは、今日の試合でエースの森田君を投入してしまっている。どう考えても分が悪すぎでしょ。せめて1つ勝ってくれないものか。


難敵立教に先勝

2021-10-16 19:03:00 | 我が母校
優勝への第2関門・立教戦。今日は、珍しく大学の先輩からお誘いがかかり、もう1人の先輩と3人で観戦。数年前までよくいっしょに観戦した相手で、どこか懐かしい。

試合の方は、序盤慶應義塾が幸先よく2点先制するも、4回表2アウトから先発・森田君が2つのフォアボールをきっかけに集中打を浴び4失点で逆転される!
その後7回裏に3連打で得たノーアウト満塁のチャンスで代打に起用された明治戦のヒーロー・北村君がレフト前タイムリー。



これを皮切りにこの回3得点で逆転!
終わってみれば、8―5で先勝。

一時は負けを覚悟する展開の中、選手諸君がよく集中力を発揮した。明日勝って連勝なら、優勝に手がかかるが、果たして?

起死回生の代打ホームラン!

2021-09-26 16:28:00 | 我が母校
昨日激戦を引き分けて迎えた慶明第2回戦。

序盤慶應義塾が再三チャンスをつかむも、あと1本が出ず、双方無得点。慶應義塾にとっては、特に3回表の1アウト満塁で、廣瀬君がセカンドベース右のゴロでゲッツー、頼りの正木君に回せなかったのが、なんとも痛かった。
4回表、2アウト2塁から古川君の3塁線タイムリー2ベースが飛び出し、ようやく先制したのも束の間、その裏2アウト1・2塁から連打で逆転されてしまう。



その後、明治2番手の村田君を攻めあぐね、8回表先頭バッターが出塁し、バッターは期待の正木君と、ようやく巡って来たチャンス。ここで正木君の当たりは、センターに抜けそうな鋭い打球だったが、ショートの守備範囲で、6―4―3のダブルプレー!この時点で正直負けたと思いましたな。



迎えた最終回も既に2アウト。ここで代打に指名された北村君の会心の当たりは、なんとライトスタンドに飛び込む同点ホームラン!



その裏橋本君が3人でピシャリと締めて、ゲームセット。

いやー、長年六大学野球観てるけど、9回2アウトからホームランで同点に追い付いたのはこれが初めて!
激烈な優勝争いの中、今日の試合を負けるのと引き分けるのでは、雲泥の差。優勝争いの流れの分岐点になりそうな、劇的な同点劇だった。

明治の執念の前に引き分け

2021-09-25 13:00:00 | 我が母校

先週末、東京六大学野球秋季リーグ戦が開幕。初戦の東大戦を完勝で2連勝した慶應義塾の2校目の相手は、明治。ここからが優勝争いの本番だ。
この試合を観戦すべく、栃木から遠路神宮球場へ。



序盤戦1点ずつ取り合って迎えた3回裏慶應義塾、1アウト1・3塁から正木君三振も、パスボールで1塁ランナー進塁後、下山君がショートの頭を超えるクリーンヒットで、2点勝ち越し。



7回表、ここまで踏ん張って来た森田君が、とうとう明治打線につかまり、3本のヒットで1点差に詰め寄られたところで代わった橋本君が、陶山君に1・2塁間を抜けるヒットを打たれ、同点。



続く村松君の強烈なライナーをファースト・廣瀬君がジャンプして好捕!なんとかこの回の逆転は逃れたものの、8回表、2アウトからフォアボールをきっかけに満塁のピンチを招き、蓑尾君のレフト前タイムリーで、とうとう逆転!
その裏慶應義塾、先頭から2つのデッドボールにフォアボールでノーアウト満塁!この後2人がタッチアップできない外野フライに倒れ、チャンスがついえたかに思われたところで、なんとワイルドピッチで同点!
9回表1アウト1・2塁のピンチを、生井君から代わった渡部君がなんとかしのいで、そのまま4―4で引き分け。

7回以後は押されっ放し。四死球によるチャンスは有ったものの、5回以後ノーヒット。辛うじて負けを逃れた印象の試合で、春の雪辱に燃える明治の執念が感じられましたな。