元伊勢から二神山をのぞむ
「とこしへに
民やすかれと
いのるなる
わが世を まもれ
伊勢のおほかみ」
と 詠まれたのは明治天皇
先日ブログした通り 伊勢神宮近くの芦浜原発計画は人間の葛藤と闘争を経て、人間限を超えた。
伊勢のおほかみとは 伊勢皇大神宮であり、天照大神さまである。
とこしへに わが世をまもれ とは
天皇を象徴とする日本国家システムを見守って下さいとの願いで
民やすかれと とは日本国民と日本国の文化・歴史・気候風土をこよなく愛する住民全てに対しての 願いである
いのるなる と我々一般人は使用しない表現だが、現人神としては 常世の神々に通じる言葉遣い。
人間悪が人間限を超えた時、伊勢のおほかみは和魂(にぎみたま)の顔を捨て、荒魂(あらみたま)として 現世に衝撃を与える
それが昨年の3/11
巨大地震に超巨大津波。
超巨大津波による原子力発電所の破壊、メルトダウン、そして水素爆発による放射能の飛散。
人の都合と、強欲たちの悪徳から 人災が起き、人災を引き金に天罰たる「天災」が発災した。
伊勢のおほかみは
人間の小さな欲得、願望を叶える為に存在する神さまではない
とこしへに 民やすかれと願う天皇の願いをきくために在る「おほかみ・大神」である
とこしへを阻害する原子力発電所は
おほかみさまの意に そわなかったと言うことだ。
水素爆発して間もないころ、超能力者Kくんと被災地巡礼供養をした。
岩手から宮城、福島の原子力発電所事故現場まで
南相馬から事故現場に近づいた時 目に入った文字は
「原釜」
発電所設立の遥か前についた、その辺りの地名だが、まるで、「原子力の釜」=「原子力発電所」の設立と事故を予言したような土地名である。
放射能は無味無臭、何も感じないはウソだ。
原子力発電所にあと数キロとなった時、Kくんも拙僧も粘膜がチクチクと刺激を受けるのを感じた。
もちろんガイガーカウンターは鳴りっぱなし
アホで無謀な行為だが、放射能の怖さを粘膜で感じた。
人間は 五感を研ぎ澄ますと 人間に取って都合の良い感覚だけでなく 真に危険なモノに対する嗅覚や感触が蘇る。
核分裂は制御不可能である
制御できるのは
神さまだけである
かかる不条理を解き明かし、光明を授けれるのは
仏さまだけである
ほんとうに日本は
神仏のおわします
奇跡の国である
いのるなる
とこしへに 民やすかれと
伊勢のおほかみ