気になる鍾漢良(ウォレス・チョン)とMasaの中華的毎天

大家好!中華圏で活躍する「鍾漢良」をメインに中華的毎天(中華な日常)を綴っています。

気になる鍾漢良(ウォレス・チョン) 2005年~2006年の活動

2018-01-14 17:45:16 | history~花花草草個人工作室
*さて、鍾漢良は2005年、台湾に個人事務所「花花草草個人工作室」を設立します。
経営をしながらの芸能活動ということで、やりたい方向性で仕事は存分にできるかもしれないけれど、結構ハードな生活だったのでは?と思います。
*2010年9月のアルバム「視覺動物」発表時のインタビューでは、「この5年で、2千万ドルを費やした」とも語っています。2千万ドル(台湾)は日本円に換算すると約8千万円くらいでしょうか。
*これは想像ですが。。。彼のお母さんは香港で不動産投資などもしていたようで、2008年に起こったリーマン・ショックは香港社会にもかなりの影響がありました。もしかすると資金繰りなどで苦労したかもしれないですね。
*ついでに、この時のインタビューでは「今はまだ独身で『仕事中毒』である」ことを強調し、仕事仲間である香港の女優、莫文蔚(カレン・モク)からハーフの女性を紹介されたなどとも語っています。
たしかに「仕事中毒!!」ですよー。活動が多すぎて調べるのに一苦労です(笑)。

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さて、2005年の鍾漢良です。中華ウィキによると・・
*6月に梁羽生原作の武侠ドラマ「俠骨丹心」で厲南星を演じました。
*梁羽生は金庸、古龍と並ぶ武俠小説の大家で、日本では、小説「七剣下天山」が映画「セブンソード」として、「白髪魔女伝」が映画「キラーウルフ白髪魔女」として公開されています。また、中華圏ではドラマも多く制作されていて、「俠骨丹心」はその一つ。香港で1971年に映画化もされていて、中華圏ではわりと誰でも知っている時代劇のようです。鍾漢良は陳龍(チェン・ロン)が演じる主役の金逐流の義兄弟役。
日本でもDVD化されているので、その紹介をみるとアクションてんこ盛りとのこと。日本語訳で早く見なきゃ。

*翌年2006年3月にはドラマ「康熙秘史」で納蘭性德を演じました。
この作品の尤小剛(ヨウ・シャオガン)監督は中国ではヒットメーカーとして知られている方だそうです。
*ストーリーは清朝第4代目の皇帝、康煕が15歳の世間知らずの少年皇帝から31歳で皇帝になるまでの出来事を描いたもので、鍾漢良は皇帝の側近という役どころとのこと。
*そして、鍾漢良は主題歌「一萬次呼喊」を石小群(シー・シヤオシュン)と歌っており、作詞は尤小剛監督。(監督さん、多才なのね)

*7月にはドラマ「鹿鼎記」で康熙帝を演じます。黄暁明(ホァン・シャオミン)演じる破天荒な娼館の息子、韋小寶の忠誠心溢れる(世渡り上手な)様子が気に入り、側近にするというものです。ストーリーはどちらかというと韋小寶中心に展開していきます。(日本訳DVD版紹介日本CS放映版紹介
*「鹿鼎記」はウォレスも好きだという作家、金庸の有名な小説です。何度もドラマ・映画化されています(ウィキによると、ドラマは本作を合わせて7作、映画は4作)。
*香港では、劉徳華(アンディ・ラウ)が、康熙帝を演じ、梁朝偉(トニー・レオン)が韋小寶を演じたドラマ(1984年)が大ヒットしました。また、香港コメディの雄、「少林サッカー」の周星馳(チャウ・シンチー)も韋小寶を演じています(1992年、PART1、2あり)。
*私は周星馳の映画版は何回もみて大笑いしていますが、ウォレス版も見てみたいなぁ〜〜と思います。
*ちなみに、これも有名な事ですが共演した黄暁明は「孤高の花」のヒロイン、楊穎(アンジェラ・ベイビー)の旦那さんですね。「孤高の花」の撮影時にお二人は新婚だったので、あんな熱いシーンは大丈夫?と勝手にヒヤヒヤしていた私でした。

*11月には、自社レーベルからシングルの「風和日麗」を発表し、ロンドンでMVを撮影しました。
これは、鍾漢良も結構感慨深かったのではないでしょうか。ロンドンできままに過ごしている感じの彼はとても素敵です。ダンス姿もさすがにキマッてますね。

さて、2007年に続く…



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