フィールドワーク通信

広島を拠点にフィールドワーク。カンボジア、インドネシア、市民まちづくり

地域づくり情報誌 夢ぷらざ

2006-04-22 13:31:59 | 研究室通信
昨日、地域づくり情報誌 夢ぷらざの取材を受けた。

広島市内の本通り商店街の中にある夢ぷらざの情報誌である。県内各地の特産品を気軽に購入できるお店で、本通りに出向いた時には時々足を運ぶ。

広島県の地産地消の実践基地である。

そこが地域づくりの情報誌を出しているという。
地産地消とまちづくり。関係あるようで関係ない、関係ないようで関係ある。

いずれも世の中の流れに棹差しながらも、やらねばならぬことか。大流通社会の中で、地域内循環の回路が崩壊しつつあることに危機感をおぼえる人たちは、総合的に地域に関わろうとする意思をもっていることの証左か。

平川メインで、私と白石とでインタビューを受けた。

人に質問されることで、自分の中の回路が整理されることがある。そういう意味で、こういった機会は貴重である。

まちづくりのセンスって何ですか?
地域間交流って、どうやったら可能になるんですか?

といった質問を受けた。

まちづくりのセンスについては、講演やWSの際にいつも言っていることだか、以下のいくつかを挙げた。
・水平の関係
・この指とまれ
・できることからはじめる
・ゆるやかなネットワーク
そんなことをイメージしながら、話をしたように記憶している。

まちづくりのセンスとは、コミュニティ形成のセンスでもある。

エリアコミュニティからテーマコミュニティへ重点を移動することが一つは大切だし、従来型のヒエラルキー型コミュニティからネットワーク型コミュニティへ変化させることが大切だと思う。

とはいえ、エリアコミュニティの空洞化を放置していいのかという問題は置き去りにされたままである。

6月末発刊だとのことである。

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