「たけのこ」は寝て待て！

店頭に“筍”が並びはじめると『おっ！』。そのせつな、気持はそそられる。
条件反射で、値段を見る。『………！………』そりゃあもう、良いお値段で…。結局、もう少しすれば、安くなるだろうと、その時は諦める。

でも、今年なんぞ、それすらも思わなかった。
『うむ。待っていれば、そのうち誰かが持ってくる。』

当たりだった。
間もなく、裏のお宅から、おいしい煮物が届く。お隣さんから、お裾分けだと言って、見事なものが１本、届く。
それを茹でていると、「筍掘りに行ったから。」と、またしても別のお宅から、茹でたものが届く。
届く、届く………毎日、届く。

ゆうべ、又してもお隣さんから一本…。
茹でていると、『ピンポ～ン！』。　遠来の友から、宅配便で、３本届いた。
こうなりゃ、私も、近所にばらまくモンね。

筍が冷凍保存できれば良いのになあ。

【その日の気分で文体は、変わります。ヨロシク。】