身の程を知らず、『K-20』を見る。

●有意義な火曜日。母のデイサービスの日。.....待ちかねました。

●久々に映画を見ました。

●見たのは、怪人20面相伝の『K-20』
『ウオーリー』でもなく『私は貝になりたい』でもなく、なにゆえ『K-20』なのか。一言で言いますと、“なんとなくそういう気分だった”.....！......。

単純な痛快活劇でサ、一瞬ハイな気分にしてもらってサ、で、家に着く頃には“すじがき”も忘れてしまってる。必要以上に心にまとわりつかない....。典型的な娯楽映画。それだってアリでしょ？
今日は、“とりあえず楽しければそれで良いや”という程度のノリだったんです。

●そういうことで言うなら、この映画、“ビンゴ！”です。
ポップコーン、むしゃむしゃほうばりながら、頭をからっぽにして映像に酔いしれる。
「お正月だい！」



●「ALWAYS三丁目の夕日」のスタッフ（ROBOT）の制作とあって、CGはさすがです。あの完成度の高い映像の、どこからどこまでがCGなんでしょうかねえ。わかりません。
もうひとつの見どころ。
全編を通して、金城武のアクロバティックなアクションは圧巻です。ポップコーンをまさぐる手が、一瞬止まるはずです。『ウオ～ッ！』『ワ～～ッ！』『すげ～！』

●結構楽しめました。
ただね、私、無類の高所恐怖症なんですわ。いくら映画だと分っていても、（スタントだ、CGだと思ってみても）あのヒラリヒラリと高い所を跳びまわるシーンは、尾てい骨あたりがゾワゾワとして、いやあ、心臓に悪かったス。だってさ、超高層ビルからバンジージャンプなみに跳び降りるシーンとか、満載なんですから。
和製CGも、今やハリウッドにひけをとりませんね。ああ、恐かった。


●そうそう....。
「パコと魔法の絵本」で、おかまの役をやっていた國村隼さんが、ここでは、準主役ばりのおいしい役どころです。それと、松たか子ってmayumiさんに似てるなあ。