まる......バツ。

●やっと時間的に余裕ができました。
母の伸び放題の髪をなんとかしてやらなければと思いまして、先週あたりから何度も同じことを言い続けております。
『....来週の半ば過ぎには、美容院へ連れて行ってあげられるよ。いつにしようか？』
...と、母はカレンダーに目をやって、日取りを考えているような素振りをみせます。「ちょっと電話してみようかね。」などど、早めの予約を入れるような事も申します。

ところが、結局「じゃあ、○○日にするから、お願いね。」という言葉は帰ってこないまま、１週間がすぎてしまいました。

●母の物忘れの度合いが、どんどん大きくなっているようです。

ほぼ毎日同じことを言っているのに、母はその都度、“今初めて聞いたような”顔をします。同じようにカレンダーに目をやって、......目をそらした時には、すべてを忘れてしまっているようです。
それとも“気乗りがしないだけ”なのかしら？　それならそれで、無理強いはできないけど。

●これでは、いつまでたってもラチがあかない。

●今朝、朝ごはんの後に、『おかあさん、明日、美容院にパーマをかけに行こうよ。』と私。　
母は、「え。....明日？」　そうして、カレンダーを見遣りましたが、やっぱり、返事は返ってきません。
ならばと、そこにあったチラシの裏に、『上の↑写真のコメント』を書いて、目の前に置いておきました。（もちろん、言葉で説明もしましたけどね。）

●でもって、お昼の支度に降りて行きますと、ホレホレ、ちゃ～んと、ちいさな◯印のチェックが入っておりましたよ。

美容院に行く。.....「○」

ヤレヤレ、やっと“美容院”だあ。


【初めてアクセスした頂いた方。まるで話しが見えないアナタ。ちょっと前のこの日の記事（後半）を読んでいただければ、ほんの少し様子が分かっていただける....かも。】