母、ゆでダコになる。

●ゲンナリする暑さです。
車窓に映る町中の景色は、露出オーバーの写真のようで.......。
その代わり、たんぼの緑と空の青は、際立ってました。

●危うく母を“熱中症”にするところでした。

●昨日のことです。
いつもの『ご機嫌取りドライブ』も終わって、時計はまだ２時ちょっと前。
ならば、髪でも切ってサッパリしてこようと、美容院へ出かけることにしました。
母めも、「ああ、行っておいで。」とふたつ返事。（ご機嫌取りの効果てきめん。）

●まあ、とにかく暑い午後でしたし、夕方にかけて、ますます暑くなるとみて、ドライ運転だった１階のエアコンを、冷房に切り替えて出かけました。

●ついでにスーパーに立ち寄ったりして、戻ってきたのが、3時半をちょっと過ぎた頃。
外は猛烈な暑さ。当然、部屋のドアを開けた時の、あのヒンヤリ感を大いに期待していたのですが......。
部屋に一歩足を踏み込んで思わず、「なんだ、この暑さは...？！」
リモコンの温度表示をみると34度Cになっておりました。
「ゲッ！　暖房になってる。」
母は、真っ赤な顔で、汗まみれになって、濡れたタオルを頭に乗っけて、ほとんど“ゆでダコ”です。

●実は過去にも同じことを“やっちまった”ことがゴザイマス。
かわいそうなことをしました。

●エアコン『運転切り替え』ボタンって、押し続けることで、自動運転→冷房→ドライ→暖房→送風→（再度）自動運転....みたいに、順に切り替わりますでしょ？　悲劇の原因はこの“順番”なんです。１階のエアコンは、『ドライ』の次は『暖房』。２階の私の部屋のエアコンは、ドライ→冷房.....で、まったく逆なんですもん。
うっかり確認しないで、外へ出たりすると、......この始末です。

●ま、ウッカリがいけないんですけど.....。



●すべてを暑さのせいにするつもりはないけれど、どうも集中力がイマイチです。脳みそが茹ってるカンジ！
夕飯の後かたずけをしていて、小鉢を一枚割っちゃったし....

●そうそう、干物寸前だった母ですが、まずは部屋を冷やしながら、水分補給。危険な状態という訳でもなさそうだったので、冷たいおしぼりで、顔や首筋を冷やした後、落ち着いたところでシャワーを浴びて、サッパリしてもらいました。
一時暑い思いをさせましたが、その程度ですみましたし、大丈夫、“悪夢”と言えども、じきに忘れてくれますし.....。