ふりかけ/B定食

基本は日記。思いつくまま、気のむくまま。ふたを取るまで中身が見えないから、定食というより、“どんぶり”ですかね。

楽しんできました。

2007-01-28 16:02:05 | Weblog
●『フラガール』をやっと見ることができました。
ロードショーは、ロングランに安心しすぎて、見損なったんです。一旦はあきらめたんですけど、できれば劇場の大きなスクリーンで見たいなと思っていたので、市の“名作映画会”とやらで『フラガール』をやると知って、心待ちにしておりました。

公民館といえども(文化会館と言うのだそうです。)田舎のそれはバカにできません。けっこうデカイし、町中の古い映画館よりは、よっぽど居心地よく作られております。
1000円という入場料も魅力でしょ。
そういえば「千と千尋の神隠し」もここで見ましたっけ。
ちゃんと3回(9:30 12:30 3:30)上映してくれる所も、親切だと思います。

思った以上の人出でしたよ。年令層はチト高め。遠出してまではちょっと....というお母さんたちや、おじいちゃん、おばあちゃんたちの姿がうれしいですね。

●評判どおりの、良い映画でした。 年のせいか、やたらに涙もろくなって、泣ける、泣ける。
さめざめと泣いてしまいました。

昭和40年。まさに私の時代ですしね。
私が生まれたのも、九州は長崎の炭坑町なんです。(後に大村市に移住。)
だから、あの無彩色の炭坑住宅や、ボタ山のある風景なんかが、妙にしっくりと来る。
いえ、まだ3~4才でしたから、懐かしいというほどの実体験はないんですけど.....。
そうそう、うちの父も、炭坑の落盤事故で死んだんですよ。

●ほんとだ、しずちゃんが良い。なんという存在感なんでしょう。富司純子のお母さんも良いじゃないですか。
それにしても、牧歌的といえば牧歌的、色がないと言えば見事に色のない常磐地方の炭坑町に、彼女たちの極彩色の衣裳は強烈でした。何か象徴的でもありますね。
なんちゅうか、元気の出る映画です。
(夕張も、これを目指していたはずなんですけどねえ。)

●残念だったのは、会場のせいなのかな、音が廻るというのか、ちょっとボワンして聞き取りにくいんです。福島弁のセリフが、なかなか脳ミソまで到着してくれなくて、ちょっとイライラしました。DVDが出たら、もう一度じっくり見るぞ。
見ないと、なんだか申しわけないような気がします。 ...っつうか、もう一度、見たいです。





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2 コメント

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うんうん (mayumi)
2007-01-30 10:07:53
私も、いっぱい笑って いっぱい泣きました。
でも、そうか...ふりかけ屋さんは 実体験とかなり密接な作品だったんですね。

我孫子も、時々市民会館に映画が来ますが(市内に映画館ないから...)
やっぱり、音が一番問題ですね。
最近の映画館はサラウンドで 音響設備が かなり良さそうですが
会館となると どうしても 前にスピーカを二台置いて...という感じなので。
それに、以前我孫子市民会館で観たときは スクリーンがちゃちでした。
薄くて つなぎ目があるの!!
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映画館にはかないませんよね。 (ふりかけ屋)
2007-01-30 16:03:36
mayumiさん。
やっぱりそうですか? 竜ヶ崎市の文化会館のメインのスピーカーは、高いところに2台(天井近くの中央部に)設置されているんですけど、どうも、しまりのない音なんですよね。
それと、壁面の大部分が、コンクリートの打ちっぱなしなんです。シロウト考えですけど、あれも、音的には、どうなんだろうなあ、って思いました。

コンサートの場合は、PA持ち込むから、OKなんでしょうけど、映画は“ありもの”を使いますからねえ。

.....結局、文句言ってる。イカン、イカン。1000円で見せていただいているのに。
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