『ベースボール不要論』

[副題]~大マスゴミと野球(よきょう)/現代日本の致命傷~
[副々題]~がんばれ日本! なくなれ読売!!~

あとがき@ランダム[14]

2005年08月27日 | あとがき@ランダム
[14]

 「あとがき@ランダム」がダラダラとつづいております。野球で云うなら、延長14回の表って感じかな? で、この期に及んでピッチャー交代かなんかで試合が止まっていやがる。ああ、かったるい! そりゃお客さんも帰っちゃいますよね。ま、そんな感じで、近ごろアクセス数も減っております。

 さて、唐突ですけれど、要するにぃ~

  わが国は“へなちょこ男ども”に支配されている──。

 ということです。ん? ちょっと頭の中がコンガラガッテきました。でも、私が云いたかったのは結局これかもしれません。

 野球と関係のない話を少々。

 「談合を根絶やしにしよう!」なんて威勢よく叫んでみても、そんなことは骨折り損。七面倒。だから「よくないなぁ」と思いながらも素直に慣習に従っているほうが楽チンです。
 また総会屋に脅されれば、戦うなんてメンドクセェ~からあっさり屈服し、金品を手渡したほうがこれまた楽チン。ヤバイ決算書だって、粉飾してしまえばこれまた楽チンチンですね。
 役所であれ、民間企業であれ、近年この国のトップに登り詰めている男どものほとんどは、「楽をしよう、楽をしよう」の、「男子の気概」など微塵もない“へなちょこ男たち”です。

 で、そんな“へなちょこ男たち”のいつもおそばにいるのがベースボールです。当然この国のスポーツにも、その「楽をしよう、楽をしよう」の醜悪な精神が鮮明に現れているわけです。

 ラグビーやアイスホッケー、バスケやサッカーなんかは競技自体がとにかくキツイ。しんどすぎる。だから、運動量の少ない野球、ゴルフあたりがちょうどいい。
 わかりますよ。そりゃだれだって楽をしたい。わかりますけども、この国の男たちの“楽しよう!スピリット”は、あまりにも露骨だからみっともないのです。

 もっと云いましょうか。この国の野球界の有り様だって同じことです。これもまた、いまのままが楽チン、快適なんですね。

  世界の人々に見られても恥ずかしくない純粋なスポーツ文化として、この国の野球界を正しい方向に変革しよう!──

 そんなことはメンドクセェ~に決まってる。そもそも、そんなことをしたら大メディア様の逆鱗に触れてしまいますね。だから、おとなしく、大メディア様に楯突くことなく、パタパタと靡いているほうがよっぽど楽なのです。
 日本人てのはホント、寛容な国民です。“ジャーナリズム放棄”の大メディア様がいくら反社会的行為をつづけていても、それをあっさり許しちゃう。なかには、大メディアの“悪事”にいまだに気づかない、そんなお優しい方々もたくさんおられます。『読売』にしろ『朝日』にしろ、そんなお優しい方々に支えられているんですね。まあ、なんて麗しい世の中なんでしょう!

 で、そんな麗しい世の中ってのは、いったいいつまでつづくんでしょうか? また、つづけていていいんでしょうか? 私はそんな疑問を投げかけたわけです。
 あっ、突然思い出しましたが、USAに付き従うわが国の姿勢。これもまた同じことでしょう。ホント、楽ばかりしてていいんでしょうか、この国は? とても心配です。(つづくんだろうか?)

  × × × × ×