●五体俳句0299・拳04・甲斐遊糸01・2016-10-05(水)
○「赤ん坊の拳にちから初嵐」(甲斐遊糸01)
○季語(初嵐・秋) 「あかんぼうのこぶしにちからはつあらし」(「今はじめる人のための俳句歳時記(角川学芸出版編)」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:今日は名優緒方拳の忌日(2008)であります。そこで「拳」の俳句。赤ちゃんといえども意外に拳には力がありました。強い初嵐の強風の中でも頑張るぞ!。
●甲斐遊糸(かいゆうし)
○好きな一句「歌舞伎座の前の混雑秋暑し」02
○季語(秋暑し) 「かぶきざのまえのこんざつあきあつし」(→「増殖する俳句歳時記August142006」より引用)
【Profile】:1940年、東京浅草生まれ。1973年、→大野林火に師事、「濱」入会。1976年、俳人協会会員。1976年度、濱賞受賞。1977年、「濱」同人。1994年、→大串章主宰「百鳥」創刊に参画、編集長。1994年度、第1回鳳声賞(百鳥同人賞)受賞。2002年、「百鳥」編集長を辞す。2007年「湧」創刊主宰。
↓
甲斐遊糸掲載句
03嫁ぐ子とふたりの昼餉さくら咲く(『月光』2000)(さくら・晩春)〈特集673・食事俳句1-7昼餉〉2024/11/8
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます