●五感俳句0165・触覚09・後藤綾子01・2014-03-10(月)
○「紅梅や和紙の手ざはり母に似て」『綾』(1971)(後藤綾子01)
季語(紅梅・春)
和紙の手触りは母の手のひらの感触でしょうか。さらさらとして、ときにはざらざらとして、それでいてやさしい感触。紅梅を観るにつけて思い出す作者です。
○後藤綾子(ごとうあやこ)(1913~1994)
代表句「法楽や干大根の身の弱り」02
季語(干大根・冬)大阪府生まれ。「雨月」「菜殻火」同人。「渦」を経て→藤田湘子に師事。「鷹」幹部同人。雨月賞、菜殻火賞、鷹俳句賞、第26回角川俳句賞受賞。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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