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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

●五体俳句369・舌8・古田紀一1・2018-3-7(水)

2018-03-07 04:56:00 | 五体俳句

●五体俳句369・舌8・古田紀一1・2018-3-7(水)
○「口中の傷さぐる涅槃雪」(古田紀一1)
季語(涅槃雪・仲春)(「俳句201207」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:物を噛んでいてうっかり口中に傷を作ってしまうことがある。そんな傷を舌でまさぐっている。もう春に降る雪もこれが最後かも知れない。

 

古田紀一(ふるたきいち)
○好きな一句「捨て桑のあたりより山春の雪」2
季語(春の雪・三春)(「俳句201303」より引用)

【Profile】:1941年東京都出身。「夏爐(なつろ)」の→木村蕪城に師事。2004年「夏爐」主宰を継承。長野県下諏訪在住。


古田紀一掲載句
03テーブルに山の冷来る新豆腐(新豆腐・晩秋)〈五感555・冷感27〉2021/11/1


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