goo blog サービス終了のお知らせ 

俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■五感俳句711「蝉の屍の鳴き尽したる軽さかな」(『対岸の花』2002)(大倉郁子)

2025-07-27 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句711・質感89軽11・大倉郁子01・2025-07-27(日)
○「蝉の屍の鳴き尽したる軽さかな」(『対岸の花』2002)(大倉郁子01)
○季語(蝉・晩夏)


【鑑賞】:多くは腹這いとなっている骸(むくろ)。腹側より背中側が重いからなのかも知れない。もはら鳴き声はもぬけの殻である。


大倉郁子(おおくらいくこ)
○好きな一句「春宵の叩きに叩く肉一片」(『対岸の花』2002)02
○季語(春宵・三春)

【Profile】:1934年生まれ。1988年「未来図」入会。1994年「未来図」同人(2001年退会)。1996年「船団」入会。


コメント    この記事についてブログを書く
« ■挿絵俳句710b「干拓地には向... | トップ | ■五体俳句711「夏休み大恐竜... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

五感俳句」カテゴリの最新記事