俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句544「未亡人泣いてみ霊を大きくす」(「天の川」193711)(佐々木巽)

2021-08-15 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句544・超次元41霊3・佐々木巽01・2021-08-15(日)
○「未亡人泣いてみ霊を大きくす」(「天の川」193711)(佐々木巽01)
○季語(無季)(「→戦争と俳句(楽石)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(すせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:76年目の8月15日。「→現代俳句データベース」の記事によるとこの句は、雑誌「天の川」に掲載された5句連作の中の1句で発表されたのは日中戦争が始まった昭和12年。戦争未亡人の悲しみが押し殺されていた時代。


佐々木巽(ささきたつみ)(1880~1938)
○好きな一句「未亡人泣かぬと記者はまた書くか」(「天の川」193711)02
○季語(無季)(引用同上)

【Profile】:日露戦争に従軍した海軍軍医。後山口県で開業。

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