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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句545「畳まれし喪服の上の紅一つ」(夫馬基彦)

2021-08-25 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句545・紅22・夫馬基彦01・2021-08-25(水)
○「畳まれし喪服の上の紅一つ」(夫馬基彦01)
○季語(無季)(「→夫馬基彦の風人通信」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそちつてとにぬねのはひへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:無季ではあるが鮮やかな色彩俳句。黒の喪服の上の口紅。紅の部分が引き込まれた状態であれば金色や銀色に光る筒が見えているかも知れない。


夫馬基彦(ふまもとひこ)
○好きな一句「昼の虫五十回忌の経を聞く」02
○季語(昼の虫・三秋)(引用同上)

【Profile】:1943年愛知県出身。小説家、連句人(俳号南斎)。33歳のとき「宝塔湧出」で中央公論新人賞。「緑色の渚」で第97回、「金色(こんじき)の海」で第98回、「紅葉(もみぢ)の秋の」で第99回芥川賞候補となる。(「夫馬基彦の風人通信」より抜粋引用)

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