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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句525「花に来て飯くふひまや松の風」(江森月居)

2021-04-08 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句525・根源行動6飯を食う12・江森月居01・2021-04-08(木)
○「花に来て飯くふひまや松の風」(江森月居01)
○季語(花・晩春)(「→週刊俳句 Haiku Weekly」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(くけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:掲句の「ひま」は「時間」あたりの意味か。花見弁当を味わいたいところだが、まだまだ自由にというところに至っていない。花はあっというまに去って、松に風は残る。


江森月居(えもりげっきょ)(1756~1824)
○好きな一句「長閑さは障子のそなたこなたかな」02
○季語(長閑・三春)(「全季俳句歳時記(柳川彰治編著)」より引用)

【Profile】:京都生まれ。20歳ごろ→与謝蕪村に入門し、早くからその才能が認められた。蕪村死後は自派の勢力の拡大に努め寛政2(1790)年に二条家俳諧宗匠の朱印免状を与えられた。

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