俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○五体俳句476・耳門1・金久美智子01・2020-04-28(火)
○「耳門ありて僧かへり来る花吹雪」(金久美智子01)
○季語(花吹雪・晩春)(「俳句201206」より引用)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:耳門(じもん)とは①耳のあなの口。②くぐり戸、とある。「五体」で扱うということは、今回は「耳のあな」という解釈である。しかし「くぐり戸」としてもしっくりと意味が通るのである。どうしても取り上げたかった不思議な拡がりを持った句。
○金久美智子(かねひさみちこ)(1930~2019)
○好きな一句「独楽の紐垂らして兄に従へり」02
○季語(独楽・新年)(「俳句201301」より引用)
【Profile】:東京都出身。1977年→小林康治に師事。「泉」同人。「林」同人。1984年第1回林俳句賞受賞。「林」終刊まで「桃林集」選者。1992年京都にて「氷室」創刊主宰。