俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○次元俳句024・夢(超次元)02・小林康治
○「夢にまで藍さす霜の貯炭山」(小林康治01)
○季語(霜・冬)
【鑑賞】:石炭を貯めた貯炭山。夢は人によってはモノクロなのかも知れませんが、作者の夢には藍色の陽が差してきました。「夢にまで」という表現は、現実の貯炭山を何度も何度も見たに違いありません。
○小林康治(こばやしこうじ)(1912~1992)
○好きな一句:「悴むや流人に似たる帯垂らし」02
○季語(悴む・冬)
【Profile】:東京渋谷生まれ。青山学院卒。1938年根岸寿寸主宰の「燈影」に入会、1941年、→石田波郷を知り「鶴」に加入、以後「鶴」一筋で活動。1953年第1回「鶴」賞受賞。1964年第3回俳人協会賞受賞。「泉」のち「林」を主宰。
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小林康治掲載句
03麨や手枷足枷子が育つ(麨・三夏)〈五体483・手足4〉2020/6/16