俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
○方法俳句475・オノマトペ66ほろりと1・立花北枝01・2020-04-23(木)
○「鶯にほろりと笹の氷かな」(『白陀羅尼』)(立花北枝01)
○季語(鶯・三春)(「国民的俳句百選(講談社・長谷川櫂)」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:笹にかかった水の飛沫が凍りついている。その氷が「ほろりと」解けかかり、鶯の鳴き声が聞こえている。
○立花北枝(たちばなほくし)(?~1718)
○好きな一句「牡丹散つて心もおかず別れけり」02
○季語(牡丹・初夏)(「和歌と俳句・立花北枝」より引用)
【Profile】:江戸前・中期の俳人。生年不詳。加賀金沢で刀研ぎを業とする。1689(元禄2)年「奥の細道」紀行途上の→松尾芭蕉を迎え越前松岡まで随行、兄牧童と入門、北陸蕉門の中心となった。土井北枝とも。