俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句433・嗅覚93・川村智香子1・2019-05-27(月)
○「焦げ臭き恋文を手に薔薇の中」(『空箱』2005)(川村智香子1)
○季語(薔薇・初夏)(→「湘南文芸TAK」より引用)【→五感俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:「焦げ臭き」の意味を考える。手紙の文面の燃えるような恋の激情か。陽に焼けた古い手紙なのか。実際に燃やそうと投入した火から取り出した手紙か。燃え立つような薔薇の効力もあるのかも。
●川村智香子(かわむらちかこ)
○好きな一句「サングラスかけ何にでも口をだす」(『空箱』2005)2
○季語(サングラス・晩夏)(引用同上)
【Profile】:1941年神奈川県出身。1988年から1993年まで→黒田杏子に師事。1992年「顔」入会、→牧石剛明に師事、同人。顔賞受賞。2018年→瀬戸美代子の後を継ぎ「顔」主宰。